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がんは感謝すべき細胞です。

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2010.03.08
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カテゴリ:経済
「生命に対する無知が人間の知識の特徴である」とベルグソンが述べています。

これこそ、ベルグソンの「無知」であり、東洋では少なくとも約5千年前から既知のことであり、恐らく、「多神教の時代」すなわち約5千年前の西洋でも知られていました。

その後「神殺し」が行われ、「一神教の時代」になり、それまでの「人間の英知」が密閉されてしまいました。
それと一緒に「生命の智恵」も封印されてしまいました。

日本でも、「古事記」には、人間・生命の本質が記述されているのですが、本居宣長の「古事記伝」が邪魔して、現代の日本人には、解読できないでいます。
正確に言いますと、もっと大きな力が働き、偽「解読」のまま放置されています。

しかし、この英知や智恵は、日本人の心の底流に、じっと潜んでいるだけであり、刺激さえ与えてあげますと、必ずや、覚醒します。

まずは、生命と自然とは、同じもの、氣から成り立っているという認識が前提にならなければなりません。

しかし、「一神教の西洋」文明は、自然を野蛮なものであり、人間が改造・管理しなければならないものと思い込んでいます。

自然を保護する
自然を守る
自然を征服する
自然を制御する
自然を破壊する

これがヒューマニズム(人間本位主義・人間至上主義)の本質です。

具体的な例を一つだけ挙げますと、一神教の西洋「科学」は、遺伝子組み換えで自然を改造し、まがいものの自然を作り出し、それを管理して、人間に作物として、正確には「餌」として与えつつあります。

今日、私たちは、彼らが与える「餌」しか、口に入れることが出来ない時代の始まりに遭遇しています。
ここで私たちが覚醒しませんと、愛しい子孫達は、自滅の道を歩まされます。

一縷の望みは、人間は自然を「保護」「守る」「征服」「破壊」することは出来ないという「自然の摂理」に氣付くことです。

自然に従順に
自然に守られて
自然に感謝して
自然ともに共生して、生きていくしかありません。

あらゆる生物・生命は、この「自然の摂理」に従順でいる限り、その間、生かされています。

自然のすべてのものに感謝する、この謙虚な哲学を生活の中で、自然な形で生かしていくことが和魂(やまとだましい)です。

人間も自然であり、
人間の身体も、自然な「食べ物」から作られております。

食べ物が血液となり、
血液が細胞となり、
細胞が身体を作っています。

自然である人間が、同じ風土から作られた自然の作物である「食べ物」を摂り入れることによって、その生命を健全に維持することができます。

動物の本質は、「口から肛門まで」の一本の管ではあります。
この管の中枢が腸であります。

腸内こそ、腸内細菌叢こそ、自然・宇宙そのものであり、元氣の基です。
つまり、生命の先輩である幾多の細菌、酵素、バクテリアなどが「天(宇宙)の計らい」によりまして、

食べ物から血液を作り、
食べ物から、生命に必要な生命素とエネルギーとを作り上げております。

一般的には「消化吸収作業」を担いますので「消化器官」と呼称されております。
実際は生命の中枢器官です。

天(宇宙)に感謝!
腸様に感謝!

この血液が細胞となり、
細胞が身体を作り上げています。

「食べ物」および「食生活」が乱れますと「乱れた氣が入り込み」、「血液が乱れ、汚れます」
血液が汚れますと「細胞も乱れ、変質します」
細胞が変質しますと「身体が乱れ、心も乱れ、病氣になります」
このように人心・心身が乱れますと、「社会・国家が乱れ、破滅」していきます。

以下、「人間ーこの未知なるもの」文庫版のあとがき 桜沢如一著から引用します。

 「30万年間に25の文明を作り上げた」(トインビー)人間が、
 自ら「人間」を知らないばかりに、
 勝った征服者が、負けたもの以上の苦難に当面して亡んでいかなければならない(パリンド ローム)とは、うそのような現実の話である。
                                引用終了

さて、北朝鮮の国家テロにより、北朝鮮で監禁されている横田めぐみさんのDNA鑑定で有名になった細胞内のミトコンドリア。

あらゆる植物・動物の細胞内にあり、でんぷん・糖・脂肪・たん白質などの有機物が異化(呼吸)作用で放出したエネルギーの「蓄電池」であります「ATP」を作り出しています。

私たちの生命活動は、この蓄電池(ATP)のエネルギーを使用して行われております。

独自の遺伝子を持ち、母親から娘へと母系遺伝します。

この「ミトコンドリアがバクテリアに変化していく」という説を、チェコスロバキア(当時)のペクロ教授や日本の森下恵一博士が唱えています。
最近になって、この説が見直しされつつあります。
この説が認められますと、従来の西洋生命科学は完全に壊滅して、新しい展望が開けてきます。
嬉しいことに、やっと、約5千前のスタートラインに戻りつつあるようです。

付記

「古事記」よりも更に古い、今から一万年以上も前のもとと思われるのが「カタカムナ文献」です。

「超科学書"カタカムナ"の謎」(深野一幸著 廣済堂1993年刊)の本文の第一章では、同文献の解読された内容を次のように記述しております。

それは現代科学をもってしても、とうてい知り得ない「宇宙の成り立ち」から「宇宙の特徴」「物質や生命のでき方」「宇宙の本質」、あるいは「農業技法」「病気の治し方」などであった。
                            引用終了





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Last updated  2010.03.08 20:22:19
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