一休みして、大門を入る。
境内は広大で、まず五人百姓という境内で代々唯一営業を許可されているお店が並ぶ。
三人だったけど、加美代飴(かみよあめ)、誰も買ってなかったもんなあ。
奥は、石鳥居と桜馬場。
まさに、「笑顔でしあわせ。こんぴらさん!!」。
ぽかぽか陽気と桜馬場が続く。
一番の季節と天気も平日午後で空いてるし。
石畳も終盤、右奥に金刀比羅宮宝物館もある。大人800円。
再び石段を上がる。
金毘羅船々 YouTubeより
こんぴらふねふね~、、、登れば桜の花吹雪、いちどまわれば。
リフレインしてる。
上がった広場の左には神馬舎など、右には日本近代洋画の祖といわれる高橋由一(たかはしゆいち)館、由一はここで描いたこともあり油絵27点が常設展示されている。800円。
正面は石鳥居と石段が続く。
右狛犬手前に、こんぴら狗(いぬ)ゴン。江戸時代、こんぴら参りに行けない人はが飼い犬を託して代わりにお参りをしてもらった。
登って右に書院。
左へ進む。
登って、広場が500段。
ここから少し下りるとカフェ&レストラン神椿があり、実は利用者は駐車場があるので石段かごよりも近道だったりする。まあでも参道を通りたいし、駐車場までの山道が細すぎるのでいいかな。
右折して再び山の上へと登る。ここも結構長くてきつい。
129段登る終盤には、祓戸(ハラエド)社。平成天皇の幣帛(へいはく)料もある。
629段には、旭社と回廊。
旭社は、金毘羅大権現時代に金堂だった建物で、二重入母屋造の壮麗な社殿。
右手の賢木門をくぐって進む。
ぐねぐねと進んで、
ラストの133段、御前四段坂。
一番角度がきつくて四段階に分かれ踊り場がある。
最後の最後でこれはこたえる。特にメタボは。。
さすがに危険だから石段かごも運行しないのだろう。
最後の力を振り絞って登り切ると、、
金刀比羅宮(ことひらぐう)。
三千年前に大物主神(オオモノヌシノカミ)がこの地に鎮まり琴平(ことひら)神社ができて、
1165年に讃岐国で崩御した崇徳(すとく)天皇を合祀し、
中世に仏教の金比羅神の信仰が合わさり金比羅大権現(こんぴらだいごんげん)となり、
江戸時代に海上交通の守り神として金比羅参りが流行り、
明治の神仏分離で金刀比羅宮となった。
海上守護・農業・殖産・医薬など、様々なご利益があると伝えられている。
本宮の創立は大化の改新以前で、今の社殿は明治11年改築。
お参りを。
ここまで石段入り口から30分ちょっと。
右手には、金刀比羅宮展望台があり、
象頭山中腹の海抜251mから、讃岐平野、讃岐富士、さらに瀬戸内海越しにうっすらと中国地方の山々まで見える。絶景だ。
展望台の奥からは更に583段、往復一時間で奥社へ行くことができるが、ツレも無理なのでパス。
本宮拝殿(金刀比羅宮)の左へ。
神札授与所。
幸福の黄色いお守り800円 x2購入。鬱金が綺麗。
開運こんぴら狗みくじ100円。背中からとっておみくじを引いて、さらに金の狗のお守り入り。
さらに左に三穂津姫(みほつひめ)社。大物主神の后を祀っている。
絵馬殿と新馬像。
絵馬殿の中には、船を描いた絵馬や流し樽など全国から航海安全を祈願されている。
さらに左に緑黛殿。