松山市から国道317を北東へ、石手川ダムなど山道越え。
玉川湖畔の里では桜祭り。
今治市へ抜ける。
今治と尾道の59.4kmを結ぶ西瀬戸道、通称しまなみ海道。
平日ETC2890円。
まずは、全長4105mで世界初の3連吊り橋の来島(くるしま)海峡大橋。
主塔は高さ184mとでかい。
しまなみ海道の橋は基本4車線。歩道・自転車道も備えている唯一の本四連絡道路。
途中、馬島を通る。住人専用ICがある。
橋は続いて、大島へ。
島の部分は片側1車線が多い。
本四連絡道路のうち、関西圏という一番需要の多い神戸淡路鳴門自動車道、最短距離で鉄道もある瀬戸大橋と比べ、一番交通の少ないしまなみ海道だから仕方がない。橋も2車線でよかったのでは?と思うが、効果を最大に評価してお金を使う日本だからしかたない。
大島南ICで降りる。
国道317で島を横断。
青線は自転車道の印で、自転車は橋以外は島の国道を移動するんだ。
山道に入り、亀老山を登る。
ぐねぐねと結構あがる。
7分ほどで亀老山展望公園。
快晴に桜が満開、平日でも賑わってて、自転車もあった。
売店脇を奥へ。
ちなみに約1300年前、旅の僧が大島の海岸で黄金色の観音像を背負った大亀を見つけ、その観音様を山に祀ったのが由来。なにその亀仙人。
戦国時代、伊予諸島で最強を誇った村上水軍。
桜の階段を上がっていく。
隈研吾氏設計の近未来の防空壕的な展望台。
まずは南東側へ上がる。
標高307.8mから、360度、伊予諸島の眺め。
北東側は大島が続き、瀬戸内海遠くの島々。
南西側に移動。
南西に来島海峡と来島海峡大橋。
南遠くにはうっすらと石鎚連峰、橋の西にも伊予諸島、絶景だ。
船ものどかに行き交い、青い海、今回は天気と桜にも恵まれたなあ。
夕暮れもすごいらしい。
駐車場に戻る。
http://www.oideya.gr.jp/imatan/spot/kirosan/index.htm
大島 亀老山
下りは、海に吸い込まれそうな坂道。
自転車、気持ちいいだろうなあ。登ってくるのは大変だろうけど。
国道317で北上し、大島北ICでしまなみ海道へ戻る。
ちなみに大島北は尾道方面のみ、大島南は今治方面のみ。
伯方・大島大橋を渡って、
伯方島。
伯方の塩が有名だけど、昔は塩田で作ってたが今はオーストラリアやメキシコの塩を伯方工場などで作り直している。
アーチ橋の大三島橋を渡って、
大三島(おおみしま)。
全長1480m、完成時世界最長の斜張橋だった多々羅大橋。
どれも個性的な橋で萌える。
生口島(いくちじま)。
また立派な橋が見えてきた。
790mで完成時世界最長の斜張橋だった生口橋。
片側二車線の一つを歩道・自転車用に使っている。
青空の下でサイクリング、いつかしてみたいなあ。サイクリングステーションも豊富だし。
因島(いんのしま)。
1270mの因島大橋。1983年、本州四国連絡橋の最初の吊橋として完成した。
向島(むかいしま)。
岩屋巨石 岩屋荒神社も見えた。
最後の橋が、546mの新尾道大橋。隣接の尾道大橋は歩道・自転車用となっている。
渡ると、広島県尾道市。
しまなみ海道も終わり降りる。
天気もよく、日本を代表する絶景の道路だった。やはりいつかは自転車で。
https://www.jb-honshi.co.jp/customer_index/guide/route-guide/use_e.html
西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)