ぴょんちゃんの雑記帳

Windows 11 Pro Beta版を導入した ThinkPad X61s



　発売から13年以上経った2021年でも抜群のキー入力のしやすさでなかなか手放せないノートパソコン「ThinkPad X61」「ThinkPad X61s」。

　このサイズ感で最新のCPU、チップセットで（レノボさんが）作ってくれたら・・・と思っている方は少なからずいるようです。私もその一人で、諦めきれず、綺麗な外観のThinkPad X61sを所有しています♪

　所有していますが実際は第一線から退いていて、Windows 10 メジャーアップデートの動作確認ぐらいにしか使っていません。持っていても・・・と、手放そうと思っていた矢先、Windows 11が発表されました。

　発表から2か月ぐらい経った8月下旬、Windows 11正式リリース日が発表され、Beta版のisoファイルがダウンロード可能になりました。クリーンインストールなら、セキュアブート、TPM 2.0、メモリ4GB以上、サポートCPUが第8世代Core iシリーズ以降という条件を満たしていなくてもインストール可能だそう。そのisoファイルを使って試してみました。

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【試した結果】

　2021年9月上旬現在、ThinkPad X61はWindows 11 Beta版をインストールできます。（ちょっと技を使いますが）

　SSDならメモリ2GBでもまあまあな感じで動いています。（HDDでのインストール実験は時間とれたら試してみます。）

　ThinkPad X61 / X61sは、Lenovo Vantage経由で導入できるドライバー類はありません。SSDでしたらActive Protection Systemは不要ですし、バッテリー状態チェックやしきい値変更に必要なLenovo Power and Battey（旧Lenovo Power Manager）は、ThinkPad X61はサポート対象外なので時々認識されないときが発生し、その場合手動再インストール必要です。Hot Keyは必要な人だけ手動でインストールでじゅうぶんかなー。なので、ThinkPad X61 / ThinkPad X61sにLenovo Vantageは不要と思います。

　何はともあれ、このまま大きな変更なくWindows 11正式リリースされるといいなー。

　Windows Vista時代に登場したThinkPad X61 / ThinkPad X61s、実質Windows 7で終了なんですが、Windows 11でも動くのはすごいですね～。

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2021/09/08 追記

手持ちの予備HDDでWindows 11 Pro Bata版インストールを試してみました。
ThinkPad X61s / Core 2 Duo 1.6GHz (L7500) メモリ2GBで。

インストールは約1時間で作業完了。
Windows Update、Hot Keyなど追加作業に30分ぐらい。

OS起動にかかる時間はメモリ2GBと4GBで大きな差はありませんでしたが、1GBだとめちゃ重たくなります。OS起動だけなら2GBでもなんとかなりますが、HDDではしんどいです。

クリーンインストールに最低52GB必要なので、ストレージはSSDで容量は120GB以上、メモリは4GB以上あったほうが良さそうです。


ThinkPad X61sにWindows 11と古いHot Keyを導入。Fn + F5キーは機能します♪

64GB SSDでインストールしてWindows Updateやデバイスドライバをインストール終えた直後。
残り約39GBありますが120GBぐらいはあったほうが良さそうですね。（2021/09/11 追記）