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カテゴリ:パラグライダー
陸上チャンネルでは、通称フリラ(フリーライセンストランシーバー)として活況になっているデジタル簡易無線。 スカイスポーツ等向けに割り当てられている5チャンネル分は、場所によっては足りないよねーと、前々から言われていました。 今年2023年6月、 総務省令で、デジタル簡易無線のチャンネル割当が増えました。 (デジタル簡易無線の高度化について)(PDF) https://www.soumu.go.jp/main_content/000884505.pdf デジタル簡易無線(登録局)チャンネル一覧 直近10年間でほぼ倍増・・・アナログ簡易無線廃止されるので遠からず利用者が増えるのは予想できたと思うんです。後出しでチャンネル増やしても、既存ユーザーに対してのフォローが無ければ、チャンネル増波分は利用が少ない閑古鳥状態がしばらく続くと思います。 折角増えたチャンネルも、増波チャンネルに対応した無線機を新たに購入するしか手段がありません。既存の無線機をファームウェア更新(ソフトウェア改修)出来れば増波チャンネルに対応可能かもしれませんが、技適番号、CSM番号の変更無しでチャンネル増波ファームウェア更新できることを総務省は認可するとは思えないし。仮に総務省がOKを出した場合でも、(販売店レベルでも)ユーザーサイドで出来るようになるとは考えにくいのでメーカーサービス対応・・・有償でもメーカーサービスはパンク間違い無しと思うので、メーカーは対応しないと思います。(総務省がソフトウェア改修で増波云々のページを掲載したために、メーカーはぷんぷん状態らしく・・・ → (アルインコさん) https://www.hamlife.jp/2023/11/22/alinco-digikan-kokuchi/ と、前置きが長くなりましたが、増波チャンネルに対応した上空チャンネルでも送受信可能な無線機「IC-DPR4 PLUSシリーズ」がアイコムさんからリリースされました。(2023年9月) 使い勝手は、前作「IC-DPR4シリーズ」と全く同じです。使えるチャンネルが増えただけです。増波された上空チャンネルを使える無線機は、IC-DPR4 PLUSシリーズ一択です。ケンウッド、スタンダード、アルインコなどライバルメーカーからリリースされる気配はいまのところありません。(2023年12月下旬現在) IC-DPR4 PLUS と IC-DPR4 の外観は同じです。 電池蓋を外しても型番は同じ。技適番号および種別コードで見分けるか、通電してチャンネル操作しないと違いがわかりません。 外観から判別不可能な IC-DPR4 と IC-DPR4 PLUS 技適番号と種別コードでしか違いを見分けられません 操作等使い勝手は、以前アップしました IC-DPR4のレビューを参照下さい。 https://plaza.rakuten.co.jp/kerokeropyon/diary/202009190000/ デジタル簡易無線機新旧比較表(VX-D291Sは除く) (クリックすると別ウィンドウで大きく表示します) ●えっ、これでレビューお終いですか? ----------------------------(ぴょんちゃん):はい、そうです。これ以上お話しすることはありません♪ ●登録手続きって、何をどうしたらいいんですか? (ぴょんちゃん):総務省のホームページにあります。 → https://www.tele.soumu.go.jp/j/others/cr/dcr_zouha/index.htm ●何か書いてありますが、さっぱりわかりません(^^/ (ぴょんちゃん):しばし時間ください。 2024/01/03追記 申請手続きについてまとめたらテキスト量が多くなったので "note" のほうにアップしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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DPR4を持っていたので、今回の増派は複雑な気持ちです…
8000円くらいまでなら出せるのでバージョンアップしてほしい、かな。 (2024.01.11 13:46:36) |