賃貸物件を探す前に読んで欲しい本 『訳あり物件の見分け方』
訳あり物件の見抜き方 知られざる実態から回避法・交渉術まで (ポプラ新書) [ 南野真宏 ]価格:842円(税込、送料無料) (2018/5/2時点) さて、ゴールデンウィークの中休みですが大手企業の方は続けてお休みという恵まれた環境にあるのでしょうか?わが家は激戦が繰り広げられています。 夫には生活音・騒音対策をすべて飲ませることに成功。しかし、です。今回、近隣の方々と話しているうちに分かったのですが悪質でした。わが家の貸し主。実は私が住んでいる階にはかなりの騒音を出すお宅があります。これは周知の事実で、同じ階の方ほぼ全員が知るところだとか。(私は騒音が始まると耳栓をしています。不定期ですが続くときには30分くらいしますので)わが家の下に住んでいる方はこの音をわが家が出していると勘違いしているのでは?というのが管理会社・管理人さん・近隣住民の方々の「見立て」です。鉄筋コンクリートで出来た集合住宅は音の源が特定しにくい、というのは常識。わが家は最上階ですが騒音は上から聞こえてくるくらいです。そして、下階の住民はトラブルメーカーでわが家の貸し主が住んでいたときにも同様のトラブルを起こしていた、と。それで、人に貸すときには防音対策をすると「口約束」をしていたらしい。管理人さんに聞いたところ、私達が住む前は契約者のところに「防音カーペット」なるものを送りつけていたのだとか。おいおいおいおい、、、、ここ、フローリング物件ですけど???広告に「告知事項あり」なんて記載はありませんでしたけど?相場より高い家賃なのでなにも疑いませんでしたけど?そして、わが家が来たときにはそのカーペットは撤去された状態。勿論、カーペットの物件なら借りていませんよ。契約書は当然として、当時の募集広告やネット情報のスクリーンショットも全て保存しています。カーペットの「カ」の字も書いていません。私はブログで何度も書いていますが、極度のアレルギー体質。以前、住んでいた物件は夫が家主さんと相談してカーペットからフローリングに改装してもらったのです。家主さんは先を見越してフローリングにした方が後々入居者が決まりやすいと快諾。費用は折半だったそうです。それなのに、今回の物件。フローリングだから賃貸契約を結んだのにカーペットを敷かなければ下階の人間がありえない嫌がらせをしてくる、と。これ、瑕疵担保責任はどうなっているんでしょうね。近隣トラブルは環境的・心理的瑕疵としてはなかなか認定されにくいらしいのですがフローリング物件として契約したら実はカーペットが必要って詐欺では???と思っています。 私は幼稚園の時から集合住宅で暮らしています。いろいろな近隣トラブルを直接・間接で経験しましたが西日本は世間が狭いので訳あり物件に関しては正直だったな、と思いました。(知人は15年ほど前、近隣トラブルのある物件を超格安で売却しています)また、地元や知り合いのいる土地にばかり住んでいたので信頼できる業者や家主を選ぶことが出来たのも○。いきなり知らない土地で賃貸物件を探したのがそもそもの問題。まあ、この機会に勉強しますわ。 私達夫婦は周辺住民にしっかりと配慮した生活を送り、ふざけた家主の対応については別の問題として取り組みたいと思っています。そして、結果は出来る範囲で公開したいと思っています。私達は多分、引っ越すことになるでしょうが次の「被害者」が出たら厭ですから。 両親ともに自営業の家庭で育ったものとしてあまりにも軽い気持ちで「商売」している貸し主の態度は許しがたいものがあります。 上に紹介した本は面白いです。なんとあの「帝銀事件」の跡地に建つマンションを契約してしまった、という過去を持つ宅建資格保有者が訳あり物件を解説。様々なケース、実際の物件についての問い合わせを載せています。紙質はやや悪いですが良書。事故物件サイト・大島てるの絶対に借りてはいけない物件 [ 主婦の友インフォス情報社 ]価格:1404円(税込、送料無料) (2018/5/2時点)この本と共に不動産物件を探すものの必読書です。