カテゴリ:ヒトコトモノ
ここ最近、どうも調子が悪い。良かったり悪かったりの波は前からだが、
悪めの日が長く続いてる気がする。 年齢的なものの影響も考えられるし、持病の悪化も考えられる。 大げさに考えすぎなのか、それとも体に何か問題が起きているのか・・・ そんな相変わらず『ぐずぐずマイナス思考』の日が続いてるが、 タイミング良く私には最高の『特効薬』になるイベントに参加できた。 一週間前は優雅にクラシックコンサート。そこから一転しての金曜は、 岡崎体育と奥田民生による『夢のOT対決ライブ』でストレス発散♪ 【別冊カドカワ×昭和音楽大学×A.C.P.C.楽演祭 Vol.5】と題された イベントは、同大学の在校生を対象に【デジタル音楽とアナログ音楽】 について二人が一時間半の講義を行った後、ライブを行うという構成。 私はライブだけだったけど、学生以外で参加資格もらえた人のレポート やOT本人達の感想からも、興味深い講義だったようだ。 ↖何の仮装対決よ?! 2代目OTこと岡崎体育のライブを観るのは、去年のワンマン 『さいたまスーパーアリーナ』と横浜赤レンガ倉庫前広場でのフェス (会場外から柵越しに楽しむ)以来、7ヶ月ぶり。 彼にとっては新年初ライブで、しかも音大の学園祭?ってことで “なんだか妙なテンション”だったような? 「あけましておめでとうございまーす!」って今更な挨拶を第一声に 礼儀正しく始まり、何するのかと思いきや、後はいつも通りの アッパーな曲調で『岡崎体育に馴染みのない』やや動揺気味の 音大生さんの心まで、あっという間にワシヅカミ。 このライブの説明文には確か『アコースティック』て書いてたような? だからアコースティックから最も離れてる岡崎体育が、その舞台で一体 何をするのか楽しみだったわけだが・・・蓋を開けてみればいつも通りに 爆笑と熱狂の溢れるライブだった。 ただし、彼も場所柄をわきまえ、ちゃんと『音大生バージョン』の コールアンドレスポンスやMCになってて、「この日、ここだけ」の空間で 時間を共有し合う人にピッタリの内容とサービス精神に、ほろり。 彼のライブは1万人以上の観客を相手にしたものしか観てないから、 今回のコンパクトな箱(1300人位)で観るのは新鮮だった。 私の席からでもオペラグラスに頼らず眼鏡だけでも彼の表情が判るのが、 ありがたかった。半年前に宇治から遂に上京してひとり暮らしを始めた 効果か、全体的にだいぶ健康的にスリムになってて、”おかん”並に ホッとした(笑)。 残念ながらキーボード演奏は聴けなかったけど、新曲2曲も披露して 最後は皆を総立ちにして面白カッコよくシメてくれて、大満足♪ 続く元祖OTこと奥田民生は、私にとっても“初民生”! 私が音楽を仕事にしてた頃はユニコーンは活動休止状態で、ソロ活動が 主になってたと思う。デビューの頃から注目してたしベスト盤も 持ってるけど、ライブやインタビューには縁がなかった。 だから今回すっごく楽しみだった。 一曲歌い終わっていきなり「あんまり歌いたくないから話します」とか! 飄々とした見た目のまんま、好きなことをぼやき好きなものを飲み、 好きなタイミングで歌い出すというスタイルでステージが進行。 さっきまでの若々しく熱々なステージとは真逆の、“大人の色気“を 感じるアコギだけの渋めな構成で、それもまた良し。 嬉しかったのはユニコーンの大好きな曲「働く男」が聴けたこと! あの当時の色々を思い出して、懐かしくなった。今の私も歌えてしまう ほど流行ったんだなぁと、時を超えてあのバンドの大きさに気づかされ。 アンコールでは、岡崎体育が相棒のてっくん(ぺんぎんパペット)と 歌ってる最中、民生がてっくんで作った即席民生ぺんぎん持って登場。 大友○平ばりの声で某CM曲歌って邪魔しに入るという一場面も。 最後は夢のセッション「イージュー☆ライダー」でデジタル音楽と アナログ音楽の融合で互いの個性をぶつけ合い、OT対決の幕は下りた。 岡崎体育目当てで行ってパワーを貰いつつも、世代的に近い奥田民生に 学ばされるライブになった。彼の生き様が若い世代の音大生の目に、 どう映ったのかは知らないが・・・ ユニコーンやってるのもいいけど、こんな風に年齢と共にスタイルを 変えて、ゆるゆるとマイペースで良い仕事をできる環境って羨ましい。 声にも見た目にも渋みと深みが増して、ブルージーにギターかき鳴らす。 なのに歌以外はどこまでも気楽で肩の力抜けてて、ふわふわ掴み所のない ケセランパサランみたいな彼を観てるうち、「頑張らないでいいんだよー。 気楽にやろうぜ」と言われてるような気がした。 「夢はキャンパスライフ。教科書ゴムバンドで留めて持ち歩きたい」 って言った民生の夢、是非叶えてほしい(苦笑)。 ★ ★ ★ ★ ★ 今日のひとこと。「やっと洗濯機がー――――!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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