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『ホップラカス通巻第102号』は、井上はじめさんの『その名は青春』の特集号です。 (ちなみに、『通巻第101号』と『通巻第102号』は2冊同時発行でした) 文中にある作者の井上はじめさんのコメントから抜粋しました。 あの頃の『その名は青春』/井上はじめ 1973年(昭和48)に同人誌に発表した連載マンガ『その名は青春』は私自身があらゆることに挫折し、不安の毎日を送っていた頃の執筆でした。(略) 自分の気持ちに正直に生きることの大切さや、友人や恋人を大事にすることがいかに大事なことで難しいことかをこのマンガで描きたかったのでした。 それから家族のあり方でした。 私の同級生には家族関係に恵まれない人たちがおりました。 でも、そんなそぶりは一切見せないで学校生活を過ごしていました。 学校とはとても大事な聖域な場所だったことを、私らは身をもって学ぶのでした。(略) このマンガは当時の私が同人会の事務局を兼ねていた関係もあり、物理的に時間が無くなり中途半端でまだまだ描き残したことがあります。 運動会をテーマにした友情とチームワークの話。 クラス対抗コーラス大会の話。 高校受験に挑む中学生の認識の温度差の話など、当時描き切れていないものばかりです。 マンガで描けないときはシナリオでもいいからと言われています。 でもマンガにして残していきたいのが正直な気持ちです。 それが私の『その名は青春』です。 2023年4月23日記
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Last updated
2023/06/07 08:52:26 PM
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