■レビュー内容
「私と群像の時間が…無駄になってしまう」
イオナの涙はグッと来た。苦しい胸の内を「壊れそうなほど」ってのもいいねぇ。タカオにハルナにアタゴ、なんで海洋総合技術学院に入学なんでしょうねぇ。「第四施設事件」の調査って伏線は出てたけど、ただメンタルモデルに女子高生の格好をさせたいだけでは…、まぁそれでもOK。
■あらすじ【ネタバレ注意】■
マツシマ被弾。イオナは群像の救出に向かおうとするが、第一巡行艦隊の旗艦を引き継いだイセが艦隊編成を開始、手負いのイ401ではこれ以上戦線を維持できない。マツシマから電信、現海域からの離脱を支持されイオナに「後を頼む」と…。ユキカゼと共にあるヒュウガからも離脱を進められる。イオナは壊れるほどの苦悩を抱えてヒュウガらに後を託す。
ヒュウガとユキカゼは、マツシマとコンゴウ艦首がともに沈降していくのを確認、追跡するが総旗艦ヤマトから撤退の命令が下る。コンゴウは、沈降するマツシマから群像を救出し、ハシラジマへ向かう。ユキカゼはヒュウガを大戦艦ナガトの元へ運ぶと、ナガトはヒュウガが第一巡行艦隊の旗艦就任を告げ、総旗艦ヤマトの意思だと言う。
U2501と交戦していたレキシントンは、積極的迎撃を回避、その行動を察知したU2501がレキシントンに同調すると、戦闘海域への侵入を開始する。
群像らの動向が不明なまま白鯨は予定の行動を開始する。白鯨の行動が気にかかるレパルスはヴァンパイアを監視に付けると、ヤマトはヴァンパイアに白鯨の情報をくれるよう協力を依頼する。
タカオと行動を供にしている400と402は、ナチの行動を探知する。ハルナがキリシマと共に海洋総合技術学院へ編入してくる。和花と名乗るコトノのもとに妹と称しアタゴが海洋総合技術学院へ編入するために横須賀へやって来る。中央管区はメンタルモデルの動向を把握していたが、干渉を避けていた。402は人類への干渉を開始、北良寛のもとを訪ねる。