はじめのいっぽのてまえ

超少女明日香　救世主の血(2) 花とゆめC／和田慎二

 ■レビュー内容
　

　「それじゃ…なぜ？なぜ、舞ちゃんを守らなかったの」
　おお、眠る蛇からの伏線だったんですねぇ。黄金のドクロの狙い、救世主がどうやって力を得たか、その力の源が何であるかが分かってきます。必読の一巻。

■あらすじ【ネタバレ注意】■

　明日香が、大沢家から依頼された先は、田添家だった。だが、末の正彦は性格が変わってわがままになってしまっていた。明日香は、無理やり記憶を消したことに責任を感じるのだった。
　全世界に名を知られるようになった救世主は、強大な力を使い自然を捻じ曲げてしまう。その影響が、黄金のドクロの思惑通りに発生するのだった…、黄金のドクロが笑う。
　救世主は、海底を隆起させ島を造ることを、海底に眠る資源を餌に政府に認めさせる。そんな中、救世主は、一人の少女と出会う。明日香と一也の様に愛し合う二人には、大自然の加護があると知った救世主は、その少女を愛し大自然の加護があると信じるのだが…、明日香VS救世主。