はじめのいっぽのてまえ

機動戦士ガンダム サンダーボルト（18） （ビッグ コミックス） [ 太田垣 康男 ]

 ■レビュー内容
　

　「セバスチャン…期待外れだった俺も…やっと、変われそうだ」
　難民受け入れの攻防、ガンダムらしい局地戦の話し。オールレンジ攻撃とIフィールド、凄すぎ。パーフェクト・ジオングなんて目じゃないな、戦艦のフルファイアを反射するんだから。

■あらすじ【ネタバレ注意】■

　宇宙へ脱出したカウフマン少佐は、南洋同盟の難民を庇護しサイド6へ向かっていた。サイド6は、難民受け入れの条件に武装の解除を要求するのだが、宙域には連邦軍の艦隊が哨戒しており、到底受け入れられるものではなかった。サイド6側は、宇宙船に取り付けるブースターをペルガミノ商会から提供を受け、それを使いサイド6の宙域へ逃げ込むことを提案するのだった。
　申し出を受けたカウフマン少佐は、残された作業用MSに出来る限りの武装を施し、ジミーに託す。だが、ペルガミノ商会は連邦軍と通じていた。難民船は、連邦軍に捕捉され、MSの急襲を受ける。ジミーの必死の抵抗でブースター点火まで時間を稼ぎ難民船をMSから守ることに成功する。だが、急加速した難民船はサイド6の宙域で留まることが出来ず、戦艦の砲撃を受けてしまうのだが…。