有本 夫妻
御城の砂の丸。 神戸の有本夫妻。 特設の壇上で 御話し中だった。 もう何十年前だろうか。 大阪の梅田で。 横田夫妻 有本夫妻 そして傍に 産経新聞の記者の方が 一人おられた。 何かの署名活動。 ああ産経新聞にのっていた 北朝鮮(産経新聞には 国名は 巧妙に伏せられていた )のアベックの連れ去り事件の。 ( まだ 拉致という言葉は 使われていなかった。) 署名したのは その時は 私は 初めてのようだった。 産経新聞のこととか いろいろ御話を した。 こちらが 産経新聞の記者さんだと 横田さんの御主人から紹介された。 そして 産経新聞にも 書かれてなかった めぐみちゃん 連れ去りのことを 横田 夫妻から 知らされた。 何と言ったらいいのか。 本当の衝撃と言うか。 その時 正直言って 少し違和感を感じるのを禁じえなかった。 なんで こんな筆舌に尽くせやん被害に遭われたのに。 なんで 四人とも こんなに明るくしてられるんやろう。 と、いうことだった。 何日かしてから お礼の御葉書きを 戴いた。 田舎の家のどかに しまっている。 あの時 あんなに御若かったのに。 なんとか御元気な間に。 ( これが 国 国家と 言えるのか。 まあ そこに 居るのに。 )