オヤジ一人で、ビリギャルを観にいった

2015.05.11

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カテゴリ：オヤジ

今日の中日新聞の夕刊に、大手電装メーカーの「ＤＥＮＳＯ」が朝前倒しの出勤制度を導入して残業を減らすことに、と。

おいらの会社でも、今年はＷＬＢ＝ワーク・ライフ・バランスに取り組む、と。
休暇もしっかり取得しなさい、とのお触れが。

今の職場は、結構、業務量にメリハリがあるので、この時期は、休暇が取りやすいです。

時間休暇を取得して、映画を見てきました。

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ビリギャルです。
原作本を読みました。
作者の指導法（とにかく、生徒の良いところを伸ばしていこうという指導法）に感銘したので、映画も是非見たいと思った次第です。

午後５時半からの上映ですが、きっと女子高生とかが来るだろうから、オヤジは警戒して最前列に席を取りました。

１２０名余の小さなシアターでしたが、ほぼ満席。
最前列のおいらの横にも、女子高生グループが座りました。ゴソゴソ動くと誤解されますので、気をつけないといけません。

主演の有村架純ちゃん、熱演でした。
ロケ地には、栄（サンシャイン京楽、オアシス２１、住吉通など）を中心に、矢田川堤防などもあって親近感がわきましたし、やや不自然な名古屋弁の会話も、ありかなぁ、と。
サービス？で、架純ちゃんの入浴シーンもありましたし（笑）。

映画は、偏差値３０の落第生のギャルが、ある塾に通うようになり勉強の面白さを知り、慶応大学に合格する、というストーリー。
受験勉強を続ける中で、塾代を捻出するために母親がパートを頑張ったり、とか、ビリギャルを見放していた父親と和解する場面などが入っていて、家族の再生の物語でもあります。

映画の内容については、学歴社会を肯定するものだ、慶応だけが大学か（他の大学には、通学する価値がないのか？）とかの意見もあるかもしれませんが、原作者が言いたかったのは、青春の一時期を受験勉強というその一点に集中して取り組むこと、結果はともかくその経験は人生の糧になる、ということかと。

振り返ってのわが身、一浪して合格できた大学は、現役時代に合格した大学だけでした。
受験結果は両親をがっかりさせたと思うのですが、予備校ではこれ以上できないというほど、勉強に集中した（つもりです）。一年頑張ったので、結果についても、受け入れることができたのかと思いますし、その時の頑張りは、それなりに人生で役に立っているかと感じています。

映画が終わってから、高校生たちが「普通にいい映画だったね」「うん、なんか、泣けてきた」という会話を聞いて、こういう映画は若い人が見ると、結構インパクトがあるだろうなぁ、と思った次第です。

ただ、おいらの周りには、塾代にすら事欠く子どもたちもいます。
そういうお金を出してもらえる家庭とそうでない家庭との差をどうしていくのか、が「子どもの貧困」という問題になっています。

塾代が出ないから大学合格は無理、ということで最初から進学を諦めることのないように、応援していける社会を作っていくことも必要だと思います。

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帰り道の駐車場、なぜか、さだまさし、と書いてあるトラック。
音響資材なんかが積んであるのでしょうか。

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遅めの晩ご飯は、当然ラーメン。
「熊ちゃん」の味噌ラーメン７００円。どこか懐かしい味が好きです。

さて、明日は、こちらも台風の影響で暴風圏に。
職場にお泊りになる可能性大です。

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話　文庫特別版角川文庫 / 坪田信貴【文庫】

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Last updated 2015.05.12 01:30:14
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