テーマ:最近観た映画。(39029)
カテゴリ:映画
この映画のタイトル、ヒアアフター(hereafter)とは”来世”のこと。
私の大好きな監督の一人、クリント・イーストウッドと 大好きな俳優の一人、マット・ディモンがタッグを組んだとなると そりゃ、絶対に、いい作品のはずですww 【あらすじ】 霊能力者としての才能にふたをして生きているアメリカ人のジョージ(マット・デイモン)、津波での臨死体験で不思議な光景を見たフランス人のマリー(セシル・ドゥ・フランス)、亡くなった双子の兄と再会したいイギリスの少年マーカス。ある日のロンドンで、死に取りつかれた3人の人生が交錯する。 (シネマトゥデイ) 人の生死を、3人の視点で描いているこの作品。 アメリカ人の霊能力者のジョージは、自らの才能故に悩み、苦しみ、 そしてその能力を封印して、ごくごく普通の生活を送り ごくごく平凡な恋愛をしたいと願っていますが、 彼を取り巻く環境・・・兄であったり、知り合った女性であったりなのですが その周囲故に、人間関係が彼の意図する方向とは違う方向へと 動いてしまうんですよね。 そして、津波での臨死体験をしたフランス人のリリーは ジャーナリストとしての自らの役目を果たすべく、 自らの体験を世の人々に伝えようと奔走するのですが、 その不思議な体験の真意を認めてもらえずに 仕事も恋人も失ってしまいます。 もう一人の主人公、双子の弟、イギリス人のマーカス少年は 交通事故で突然この世からいなくなってしまった大切な兄を思い なんとか兄とコンタクトを取るために、 様々な情報を収集しながら奔走します。 その彼の健気な姿も、見ていてじ~んときてしまった私。 この全く関係のない3人が不思議な力に導かれるように出会い、 そして、新たな展開へと進むんでいくお話は それぞれに抱える悩みや苦しみがパワーとなり 新たな運命への道筋を開いていく、 見ている私自身も心が引きよせられ、 そして温かい気持ちになれるそんなラストシーンへ導いてくれます。 クリント・イーストウッドの映画を見ると思うのですが ゆったりとした時間の流れと人の心の動きが 見ている我々の心にふっと入ってくるし そのためのBGMが、何とも心地良いんですよね!! その音楽の担当も、監督のイーストウッド自身です。 来世の世界は、現世の我々の何へと繋がっているのか ラストシーンのマット・デイモンの笑顔が とても印象に残った作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月08日 12時20分49秒
[映画] カテゴリの最新記事
|