1791234 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

もものためいき

もものためいき

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

もも@kkk

もも@kkk

カテゴリ

お気に入りブログ

まだ登録されていません

カレンダー

ニューストピックス

キーワードサーチ

▼キーワード検索

楽天カード

2019年02月08日
XML
カテゴリ:映画
先日、友人のMさんにお声がけいただき、『グリーンブック』の試写会にお邪魔しました。



【あらすじ】
1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。(シネマトゥデイより引用)



この映画、今年のアカデミー作品賞にノミネートされており、先日、テレビでも紹介されているのを見て、公開されたら絶対に映画館で観ようと思っていた作品の一つです。

主人公のトニーを演じているヴィゴ・モーテンセンは、私の大好きだった映画、ロードオブザリングでアラゴルン役だったんですが、この映画のために、体重を増やして臨んだらしいですね。
久々に見ると、随分雰囲気が変わってました。

この映画のタイトルとなっている、「グリーンブック」とは、1936年から1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブックで、ジム・クロウ法(1876年から1964年にかけて存在した、人種差別的内容を含むアメリカ合衆国南部諸州の州法の総称)の適用が郡や州によって異なる南部で特に重宝されたと書いてありました。

映画では、イタリア系白人のトニーが、アフリカ系天才黒人ピアニスト ドクター・シャーリーの運転手兼用心棒として、彼の演奏旅行に同行することから始まります。
旅行先は、まだ人種差別が色濃く残る南部アメリカ地区。
行く先々で、ドクターに対する数々の差別的な扱いを目にして、最初はトニー自身が持っていた偏見に変化が生まれ、徐々にお互いの間に信頼関係が芽生えていく姿が描かれています。

南部の裕福な屋敷に招かれての演奏会。
演奏後にトイレを借りようとしたドクターに示されたトイレは、屋敷外にあるほったて小屋。
その待遇に紳士的な態度で異議を唱え、数十分かけてトイレに行くためにホテルに戻るエピソード。
そんなドクターの気持ちが最初は理解できなかったトニーですが、その後に起こる様々なエピソードで、トニーの考えが変化していきます。
そして、ドクターも、トニーの粗野な振る舞いに反発していましたが、徐々に歩み寄って行くのです。

お互いの信頼関係が芽生える中、トニーとドクターが一緒のホテルに宿泊できない場所もあります。
そんな時に起こる、理不尽な対応の数々。

ニューヨークではカーネギーホールの上に住居を構え、ホワイトハウスでも演奏したことのある有名ピアニストであるにも関わらず、黒人であるというだけで受ける差別的扱い。
しかも、公明正大であるべき警察官ですら、不条理な扱いをする土地柄。
見ているこちらも胸が痛くなるほどでした。

黒人が夜間外出することを禁じている土地で道に迷い、警察官に捕まるエピソード。
その解決法は、かなり胸がすっとしました。
このエピソードと対照的な警官達が、その後描かれているシーンが、すっごく心地よかった!!

クリスマスまでには旅行から戻ると家族に約束しているトニー。
そのトニーのために、最後はドクター自身がハンドルを握ってニューヨークに戻ります。
そして、演奏旅行から戻ったあとの二人の姿。
本当にお互いが信頼関係に包まれた二人になったのだと、じーんとしてしまいました。

この映画、実話なんですよね。
エンドロールにはその後の二人のエピソードも紹介されてました。

所々笑えるエピソードもあって、最後には感動が残る、とっても素敵な作品でした。

公開後に、またゆっくりと見てみたいと思っています。
皆様も、是非、公開されたら映画館に足を運んで観ることをお勧めします!!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年02月08日 22時00分07秒
[映画] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X