入手してしまった…幻のト○○○
先日、九谷焼のブローチとペンダントのセットは、まあもう手当たり次第に集めなくてもいいかな、と思ったわけですが…日本製の陶器のアクセサリーを知るほどに、その美しさにハマって行った私。とうとう禁断、と自分を戒めていたものに手出ししてしまいました…有田焼の「ト○○○」。世界的にもコレクターの多い、素晴らしいお品です。終戦後にちょっとの期間作られて、今では技法を受け継ぐ人がなく、もう製造が不可能と言われる幻の職人技。写真では見ていましたが、果たして実物はどれほどすごいのか…なんとラッキーなことに、お願いした金額で譲ってくださる方があり、今回、手に入れることができました!!感動。カトレアとクレマチス。なんか昭和っぽいレトロなお花たち。でも時を感じさせない、素晴らしい細工です。3センチ✖️5センチ弱の中に、立体的な焼き物のお花が散りばめられています。これぞ正しく本物。その昔、「メイドインジャパン」は、安物の代名詞だったと言われますが、進駐軍のお土産に好評だったというこの焼き物、1ドル360円の時代に、きっと「とんでもなく安」く買われたのでしょうね。プレゼントされた人は、その緻密さ、美しさに驚いたでしょうにね。なんか悲しい、というより、悔しい。時を経て、ご縁があって出会えた2点。大事に使わせて頂きます。そして…多分、もうこれ以上買わないと思う。考えに考えて選んだこの子たちが、最高なんです♪死ぬまで愛でて、娘たちに遺そうと思っております。奴らにも大切にされるよう、しつこく来歴を語り続けよう。うん。