昨日は、冷たい木枯らしが吹いていましたが、雲ひとつ無い快晴でもありましたので、冬の陽だまりを見つけに行きました。
尾根緑道に続く、都立小山内裏公園の中で一番低い場所にある大田切池、周囲のサンクチュアリの丘と木々に守られて、木枯らしも防げて絶好の陽だまりになっていました。
この池には立ち枯れの木々が多数あり、魚の絶好の棲家にもなりそうにも思われるのですが、冷たい季節の所為か、魚や水生生物の姿は見えません。
子供達がそれらに興じて遊ばないと言う為の意識的な施策なのかも知れません。
大田切池は大田川源流にあたり「大田川が切れるところ」という意味を持っています。枯れた杉木立は、もともと川岸にあったもので、池ができることで枯れ木立となり、印象的な景観を形作っています。大田切池周辺はサンクチュアリ地区に指定され、貴重な動植物の宝庫となっています。
近頃は、小さな子供達が池に嵌って溺死する事故がありますので、周囲の擂り鉢状の坂上には厳重な柵と、危険注意の警告板が設置されています。