7月27日は、鯛ノ浦港出港は朝8時、長崎大波止着は午前9時40分、長崎空港での予約便は午後2時50分で、3時間程の自由時間が出来ましたので、少し散策してみることにしました。
大波止から坂を上って元県庁跡を見ながら、下って新地と呼ばれる中華街を目指しますが、開店には早すぎて閑散としています。
確か思案橋近くの船大工町に、福砂屋本店があった筈と思い散策しますが、13年も経過した記憶に曖昧さがあって辿り着きません。
仕方なくGoogle Mapのルート案内を使って、スマホの指示通りに進んで行きますと、混雑した住宅地の一角に、福砂屋本店に行き着きました。
至って、小さな店で、自動ドアも装備されていない昔ながらの店でした。
カステラの店は長崎に多数ありますが、老舗と言えば元祖とされる平戸の松翁軒、長崎の福砂屋、文明堂となるのでしょうが、昔ながらの味を頑なに守っているとされる福砂屋が、その筆頭に来るのでは思っているのです。
店構えから、その気概が伝わって来る様な雰囲気が見えて、改めて伝統の味を守っているのだと実感出来ました。
名古屋に住んでいる孫娘達に配送をお願いし、中華街に戻って、ちゃんぽんを食して、長崎空港行きのバスに乗車、帰京することとなりしました。