テーマ:気になったニュース(30408)
カテゴリ:Opinion
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を横浜港に停泊隔離した処置について、海外から手厳しい非難が浴びせられている様で、反論するのではなく甘んじて受け入れ、今後への教訓とするとが必要だと思われます。
「非難は容易、対応は困難」の典型例でもありましょう! しかし、毎年繰り返されるインフルエンザ感染を防ぐことが出来ない様に、今回の新型コロナウィルス肺炎の拡散を完全に防ぐことは出来なかった様に思われます。 確かに「海に浮かぶホテル」であるクルーズ船では、感染者の出たフロアを閉鎖することも出来なかった筈ですし、そんな隔離処置は信頼出来ないとして、米国では下船しても14日間の隔離措置をとった。カナダやオーストラリアなど他国も同様で、日本の処置を信用しないことになりました。 それだけはなく、既に日本国内でも、東京、神奈川、千葉、和歌山、愛知、沖縄、北海道に次いで、福岡でも感染者が確認されて21日には106人になった。感染ルートがはっきりしていないものも少なくなく、疑心暗鬼がパニックになっています。 海外ではそんな日本を冷ややかに見ている。韓国、台湾では日本への渡航の注意喚起や自粛を求めているのに加え、タイも日本への渡航自粛を呼びかけた。タイは訪日観光客数6位で、日本の観光業への影響は大きい。しかも21日にはアメリカCDC(疾病対策センター)が日本への渡航注意を呼びかけている。逆に日本人が渡航しても、「日本人は来るな」と迷惑がられるのが関の山だ。 毎年流行するインフルエンザでも、日本国内で近年は約3000人が命を落としている(致死率0.1%)。 感染者の数が増えれば相対的に死者の数も増えることになるし、これから日本人は不自由で手間のかかる生活を送らなければならい。すでに東京マラソンの一般参加が取りやめになるなど、大規模イベントの中止も相次いでいる。 その中で各自がウイルスから身を護らなければならない。日本国内で感染経路不明な市中感染が広がっている今、仮に自分が感染したとしても、誰かに責任を押しつけることなど出来ない、処置が遅れたとしても文句も言えない。その段階に来ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.22 10:21:56
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