昨日のNHKBSにっぽん百名山選は「大菩薩嶺-富士を望む・天空の縦走路」となっていました。
介山荘で一泊して、大菩薩嶺を通り過ぎて、鶏冠山まで登りつめて、見事な三角形の大菩薩嶺を振り返ってみるタフな縦走路でしたので、私には無理な登山コースです。
家内とは低山トレッキングをしていましたが、大菩薩峠まで行ったことは無いのです。
山梨をドライブして、大菩薩峠登山口の上日川峠に着いたのですが、トレッキングシューズを履いていなかったので、仕方なく道なりに大菩薩湖まで下りて、大菩薩嶺を仰ぎつつ帰宅してしまったのでした。
家内が亡くなって2年後、供養登山と銘打って、上日川峠から福ちゃん荘を経て、大菩薩峠までトレッキング、秀麗な富士山と煌めく大菩薩湖を観る素晴らしい景色を堪能することが出来ました。
大菩薩峠から岩だらけのコースを登って、見下ろす介山荘は中里介山の承諾を得ての命名だそうですが、ロマンを誘う山小屋です。
途中平坦な広場は賽の河原と命名されていますので、仏教の修行場となっているのかも知れません。
大菩薩嶺は眺望が利かないと言うことでしたので、その直前の雷岩から、唐松尾根コースを経て福ちゃん荘まで下山することとなりました。
日帰りコースとしては、魅力のあるトレッキングを楽しむことが出来て、お薦めです!