カテゴリ:Paintings
大学の同期生から、富士美術館で面白い企画展があると言うことで、行ってみることにしました。劣化の激しいダヴィンチ絵画の復元展と、「This is Japan in Tokyo」と言う日本美術名宝展と言うのです。
常設館の一部を仕切って、ダヴィンチ16点の絵画がひび割れも剥落もなく、VR技術で復元されていました。 ルネサンスの巨人レオナルド・ダ・ヴィンチは、《最後の晩餐》や《モナ・リザ》で、世界で最も知られた画家ですが、67年の生涯で残した作品は少なく、現存絵画は16点ほどしかありません。しかもその多くは未完成であり、完全な姿で残っている完成品は4点しかありません。 没後500年となる2019年、レオナルドの未完作品を最新の研究とVR技術を駆使して復元するプロジェクトが東京造形大学で実施され、教授、学生や卒業生100名がプロジェクトに参加、未着色作品に彩色を施し、消失部分を復元しました。 世界一有名な「モナ・リザ」も、完成直後の様に再現されています。 ダヴィンチ畢生の大作「最後の晩餐」は劣化が酷い様で、何らかの処置が必要なのでしょう。 日本美術名宝展は、源氏物語絵巻や洛中洛外屏風等、多くが展示されていました。 当館が所蔵する日本美術作品は、平安時代から近現代に至る多様な分野にわたっています。本展では1000年の歴史の中で育まれてきた日本文化の豊穣な芸術世界のエッセンスをコンパクトにわかりやすく楽しむことができるように日本美術を特色付けるキーワードを通し、ニッポンのビジュツを俯瞰的に横断します。絵画、浮世絵版画、漆工、刀剣、武具甲冑などの多様な分野におよぶ93点の名品を通して、日本の歴史と文化の多様性について理解していただけるとともに、日本美術の豊かさに触れる絶好の機会となるでしょう。 俵屋宗達の国宝「風神雷神図」屏風絵を襖絵にした鈴木棋一画家、襖の表裏で表現させている作品です。 < 富士の絵も多数展示されていましたが、近年の横山大観の作品が眼に付きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.11.05 09:26:53
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