多摩川の関戸橋から大丸堰は、野球場があったり、バーベキュー広場があったりと、散策にも遊ぶにも人の出入りが多かったのですが、コロナ禍での密集を避ける為、立入禁止となって1年が経ちました。
大丸堰には一部に川魚が遡れる様に、魚道が設けられていますので、其処まで辿って行き、堰の上流が淀みになっていますので、其処に群がる小魚を見たりするも、川遊びを兼ねた良い散策でありました。
堰の下流は、川石がゴロゴロと転がっていますので、其処で主に綺麗に見える変成岩で、手頃な大きさの石を拾って来て、綺麗に水洗いして、眺めるのも楽しみの一つでした。
泥色や灰色の堆積岩に比べて、変成岩は白、赤、緑と変化に富んでよく目立つのです。
絹雲母片岩と石英片岩、緑泥片岩と石英片岩、黄色く見える石英片岩、それらに交じっている赤色石は秩父石と知られる紅簾片岩と思って拾って来たのですが、変成岩特有の光る艶に乏しく単なる赤色の堆積岩かも知れません。