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カテゴリ:Books
昨日深夜NHKの「100分de名著」で、2015年ノーベル賞作家のアレクシエーヴィチ女史の「戦争は女の顔をしていない」が取り上げられていました。
第二次世界大戦中、過酷な戦場の一つになったといわれる「独ソ戦」。ソ連側だけでも死者は約2700万人といわれています。この戦争で特筆すべきは従軍した女性兵士が100万人を超えるということです。そんな彼女たちの苦悩や悲しみ、希望や絶望を「証言文学」という方法で克明に描ききった本が「戦争は女の顔をしていない」。 すると、人間の記憶と言うのは奇妙なもので、破壊されつつある脳内から「アブラモヴィチ」と言う名前が、曳き出されて来たのです。 「Abramovich, G. N. The Theory of Turbulent Jets. 1963 MIT Press.」と言う会社の図書室で見つけた書籍で、高温の排気流が台風等でどのような挙動を解析するのに使ったのでした。 その頃、降雨量が増えて来て、東京都下水道局では排水ポンプで洪水を防ぐ方策を改善計画していたのですが、ディーゼル駆動で傘車を介する排水ポンプでしたが、ディーゼルは数日おきに慣らし運転しませんと潤滑油が切れて使えない不便さがありましたので、保守整備の簡単な電動掛けの大型ポンプにして、商用電源喪失の際でも、電源供給出来るIM1500ジェットガスタービンを非常用電源装置にする計画で、強みは毎月1回の慣らし運転で良いと言うことでした。 建屋も新しくすると言うので、下水道局から依頼され、村田政真設計事務所に行き、ガスタービンの運転に支障の無い様に助言するのが業務でした。 ガスタービンの排気は400℃を越えますので、それが一部でも吸気道に入りますと運転性能に支障を生じますので、何とか防ぐ必要がありましたので、斜め上から風速40m/sが吹き降ろしても、吸気道入口に干渉しない様に排気口を5m嵩上げすることで解決することが出来ましたし、その後は羽田空港行きのモノレールで、空港への地下トンネル直前、右側に見える新しい建屋を何時も感慨深く眺めたものでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.15 09:54:02
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