未来スイッチと言う番組は身近な課題に目を向け、誰もが暮らしやすい未来のための解決策やヒントを探るミニ番組として知られていて、昨日の話題は海の砂漠化「磯焼け」を食い止める取り組みでした。
その対策には海藻を食べつくすウニの駆除が急務だが、身が少ないウニを取る人がおらず、増える一方だった。神奈川県水産技術センターでは廃棄される規格外野菜をウニに与え、太らせて食べてしまう作戦を開始。成果を上げている。おいしく食べて海を守ろうという逆転の発想を紹介する。
五島列島の中通島榎津郷の砂利の海浜、子供が小さい頃は此処で水遊びをしたものですが、海藻が黒々と繁茂していて、魚や貝も一杯いて、海藻の陰にはサザエも見つけられましたし、岩陰にはウツボもいたものでした。
しかし、海浜にはテトラポッドが多数設置されて海流が弱くなり、森からの土石流を防ぐコンクリート突堤が設置されて、森からの栄養が海に流れ出なくなって、海藻が枯れてしまい磯焼けも進行して、今は魚も貝も見つけることが出来ませんが、ウニだけが岩場に多数張り付いて、磯焼けをなお一層進行させているのです。