現在の株価は格差が付きつつあり、最大手の三菱重工は4900~5000円台、IHIは3600~3700円台、川崎重工が2400~2500円台となっています。
嘗て、日本経済の牽引役であった鉄鋼産業、重機械工業は株式市場では売上高が伸びず、IT業界に隠れてしまい、存在感を減じてしまいました。製造業では唯一大衆向け商品を提供する自動車産業だけが気を吐いているに過ぎません。
しかし、近年の国際紛争で国防の充実が叫ばれて、武装機器製造を担う総合重機械メーカーは少し注目を浴びて来ている様です。
三菱重工の手掛ける事業は、防衛産業やタービン、造船事業など総合重機で、豪華客船では大赤字となりましたが、明治維新以来、日本国家の歩みとともに生きてきた企業であり、近頃の国家間武力紛争激化を受けて、防衛事業での拡充が期待されている。
IHIは航空エンジンの開発と製造で存在感を示していますし、米国の原発関連会社に20億円投資が報じられ、世界での展開の読み次第になりますが、温暖化防止のためにも原発は必要だとの認識が好感を持たれた様です。
川崎重工は目新しい情報が無いことで、株価が低迷しつつあり、4番手に位置する住友重機が2800円台となっていて、追い越されつつあります。
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Last updated
2022.05.28 09:15:34
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