「周旋」は、売買や雇用などの交渉事において、取引の関係者の間に立って、うまくまとめることを言います。「斡旋」や「仲介」と置き換えて考えると分かり易いのですが、現在では放送禁止用語に指定されており、「周旋業者」「土地斡旋業者」と言い替えられます。
元理事は、広告業最大手の「電通」元専務、この様な周旋はお手の物と言えるのでしょうし、通常の商売では手数料を取るのは妥当なのでしょうが、非営利団体での活動では許されないことなのです。
東京五輪でのスポンサー選定を巡って、組織委員会は「電通」に業務委託したのですが、元理事で元電通専務には紳士服大手「AOKI」から5100万円、出版大手「KADOKAWA」から7600万円、大阪市広告大手「大広」から1400万円、ぬいぐるみ「サン・アロー」から800万円が周旋料として支払われたのですが、これらは全て賄賂として受託収賄容疑で逮捕されることになりました。
TPOを弁えず、非営利団体でも周旋料を受け取るとは言語道断、人間としての倫理観欠如していますし、元理事は断罪されなければなりません。
東京地検特捜部は、各種家宅捜索していますので、立件出来ることを期待したい処です!
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Last updated
2022.09.27 17:23:42
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