テーマ:徒然日記(22845)
カテゴリ:Books
昨日は文化の日、晴れの特異日とされていますが、実際に天心には雲一つ見えない快晴となり、錦秋見物に近くを散歩しようかと思っている内に午後になってしまいました。
近頃は読書すると言う文化的な所業がとても少なくなってしまいましたが、「読書は、自分で考える代わりに他の誰かにものを考えて貰うことである」は若い頃から肝に銘じている箴言なのです。 折角ですから、哲人ショーペンハウエルの箴言を読むことに致します。哲人で偉人であったゲーテよりも40才年下なのですが、高く評価されていた様です。 1 富は海水のようなものだ。飲めば飲むほどに渇きをおぼえる。 2 孤独は優れた精神の持ち主の運命である。 3 卑しい人たちは、偉人の欠点や愚行に非常な喜びを感じる。 4 運命がカードを混ぜ、われわれが勝負する。 5 孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならない。 6 男同士は本来、互いに無関心なものだが、女は生まれつき敵同士である。 7 なんびとにもせよ、まったく突如として、人は生きているのである。 8 あきらめを十分に用意することが、人生の旅支度をする際に何よりも重要だ。 9 人生の幸福にとって、人柄こそ、最も本質的に重要なものである。 10 天才は平均的な知性よりは、むしろ狂気に近い。 11 善、愛、高潔な行為や愛の業ができるのは、他人の苦悩に対する認識にほかならない。 12 幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。 13 人は通常、金を貸すことを断ることで友を失わず、金を貸すことによって友を失う。 14 謙譲は、平凡能力の人間には誠実であるが、偉大才能の人間の場合には偽善である。 15 人は、生涯の最初の40年間にて本文を著述し、続く30年間にて、注釈を加えていく。 16 読書とは、自分で考える代わりに他のだれかにものを考えてもらうことである。 17 世間普通には、難しい問題の解決にあたって、権威ある言葉を引用したがる。 18 永遠は一瞬の中にある。 19 我々は、他の人と同じようになろうとして、自分の4分の3を喪失してしまう。 20 才人は誰も射れない的を射る。天才は誰にも見えない的を射る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.04 08:22:04
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