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カテゴリ:Politics
中国での経済崩壊があからさまに報道される様になりました。習近平が自己保身の為、李克強首相を更迭したのが要因とも考えています。 従来は、習近平主席が外交、李克強首相が国内と経済、と各々所掌範囲を定めていたのですが、習近平が引退する時期に達して、後継は引退時期では無い李首相とされますと彼を更迭し後継が見当たらないとして、強引に国家主席続投と決めてしまったのです。 習近平は国内及び経済問題には疎いと言うよりも無知で、李首相が実施して来た改革開放施策を続けることなく、国営企業のみを重視する共産党本来教義に戻ったのです。 しかし、その教義は時宜に堪えず、民間事業が低迷、特に不動産事業は惨憺たる有り様、そのあおりを受けて国営事業も停滞、適切な経済活動が叶わず、結果的に経済が崩壊することになってしまったのです。 金市場、国際金融、マクロ経済についての専門家として知られる豊島逸夫氏のブログに次の様に、中国の経済崩壊を予測しています。 恒大集団が米国で破産申請した。既に中国不動産最大手の碧桂園の資金繰り悪化が報道されていた矢先、問題は連鎖破綻だ。連鎖破綻を習近平がどこまで救済するか。秋相場は荒れ模様。 中国バブル破綻→中国からマネー流出、ドル建て債務不履行→金融システムに飛び火→人民元暴落→世界的株暴落を誘発→金急騰。これが最悪のシナリオで金には強い上昇圧力がかかる。米利上げ停止が重なれば2500ドル/ozも絵空事とは言えない。 円安146円突破だが昨年とは市場環境が異なる。FRB利上げは最終段階。そして植田日銀の政策修正。日米金利差は今が最大。昨年は日米金利差がどこまで拡大するのか底なし沼の如き状況だった。 秋相場に入れば為替介入せずとも円安にはブレーキがかかるだろう。150円/ドル到達前に反転する。何せ米国為替市場では過去最大級の円売りポジションが蓄積されており、通貨投機筋は今か今かと利益確定円買いのタイミングを狙っているのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.20 08:49:36
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