哀悼 野田昌宏氏
先日、哀悼の記事を書いたばかりだと言うのに、ネットをしていたら、またしても訃報に接してしまいました。野田昌宏氏。大好きなSFの訳者として、非常に目に親しんでいるお名前です。スペースオペラの名作。「キャプテン・フューチャー」シリーズ。子供の頃に夢中で読んだSF小説です。NHKでアニメ化もされたので、ご存知の方も多いかと思います。このシリーズは、多分。自分で意識して集めた最初の小説本じゃないかな~。少ない小遣いを握り締めて、一冊、また一冊と、買い集めた思い出があります。作中の「ロシュの限界」だったかな?今では否定されている惑星間の距離の設定。そんな単語で、わくわくしてたよ。今読んでも「キャプテン・フューチャー」は、きっと基本の話は、古びてはいないと思います。そして子供にも、とても読みやすい訳文でした。楽しい作品を届けてくれて、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたしております。