鍵の掛かった男 有栖川有栖新刊
【楽天ブックスならいつでも送料無料】鍵の掛かった男 [ 有栖川有栖 ]読むきっかけ。大好きな作家の一番好きなシリーズものだから。最近。「火村英生の推理」はドラマ化されましたね。そんな「火村シリーズ」の長編新刊です。ちなみにドラマは火村のキャラが、原作と違い過ぎるんで、別物としてドラマは楽しんでいます。ドラマが面白いと思った方は、原作も当然面白ろいですから、是非。その場合はやはり一作目の「四十六番目の密室」か、または読みやすい短編集の「国名シリーズ」あたりをおすすめします。【楽天ブックスならいつでも送料無料】【ポイント2倍】46番目の密室新装版 [ 有栖川有栖 ]【楽天ブックスならいつでも送料無料】【ポイント2倍】スイス時計の謎 [ 有栖川有栖 ]大阪中之島のホテルで発見された男の死体。自殺と断定されたが、それに疑問を持った者がいた。前半は火村の出番は少なく有栖がメインです。内容はもう面白かった!の一言で。詳しく書くととネタバレしそうで……。推理小説の定番は守りつつ、新しい視点から入っている感じがして、そこが面白かったです。長編ですが、苦も無くすらすらと読み進められました。舞台となった中之島をくまなく歩き回っているので、なんか旅行で出かけたくなります。この本を片手に歩いてみたい気分にさせられますね。ページ数のわりには本が分厚くないです。そうはいってもハードカバーなので持ち歩き向きじゃないですけどね。ここはやっぱり電子書籍よりも、本で!と思う辺りは古い人間なんでしょうね。サザエさん時空なので、有栖や火村の持ち物が時代に会わせられているのが、妙な気分になりました。内容も震災などが含まれているので、もしかしたら直接被害に合われた方には、辛く感じられるかもしれません。犯人は今回は私にとっては意外性がなかったです。切ない内容ではあるのですが、いつもよりは後味は意外と悪くなくのが不思議でした。総合 ★★★★内容 ★★★★読みやすさ ★★★★★おすすめ度 ★★★★