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カテゴリ:Bタイプ
ハウスってのは絶望の音楽であり、 切実な絶望が、反復を強要している。 それで物語性が消えていくのだが、 可能性において無限なのが不思議だと思う。 が、 それよりも一番大事なことが在り、 それはある種のスピード感で、 音楽でも仕事でもセックスでも、 チンタラしてるのが俺は、一番嫌いだ。 (イヤ、セックスはかなりしつこい。) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ハウス・テクノを少しでも齧っていて、 DJ EMMAを知らない人はモグリである。 7年振りに彼が東京から来岡情報を入手した深夜、 “疲れてっから寝るもん!”とうい気持ちも どこかにふっ飛び、ハーブを握り、車を走らせる。 素晴らしい!! 音に包まれ動けない。 内から何かが溶けだしていくような気分で、 下半身に鳥肌が立つ。ミラーボールの光に包まれて、 俺は伝説になり、神になる。 あはは。。。 (ちなみに、神さまも、神を気取るヤツも大嫌い。) 4つ打ちに興味を持ったのは、 彼のプレイを西麻布で聴いてからだ。 ガレージロックやパンク・デジタルHCを聴いていた当時、 ハウス・テクノは俺にとって衝撃的で、 “これだっ!!”と思った。 というのは、嘘でハウスって何じゃ??? というのが正直な感想であり、 実際、ハウスの意味もわからなかったのは事実。 ハウスの由来はいろんな説があって、 「ウェア・ハウス」っていうクラブで発生し、 それが、“ハウス”っていう語源でもあるらしい。 例のバックビートのスピード感と絶望感に ノックアウトされた日、 とりたてて才能があるわけでも、 未来に明るい希望があるわけでもないと 自覚していたが、そんなマイノリティの立場を肯定して、 “俺自身が心の底から楽しめるものは何か?” ってことを徹底的に追求してみることから、 出発することに決めた。 んっむう~…、、若さは馬鹿さじゃけん。。。 ただ、ストイックに自分を追いつめていく場合には、 何かに対して非常に飢えているわけだから、 絶対に自分を見失ったりしない。 覚醒しつつ、どんどんテンションは高まるだけ。 やっぱり良い音楽を聞くと、明日まで生きのびようと 思うことができるぞコンニャロメ! ハローベイビー☆ 俺は技術に逃げることができないから、 頼りになるのは感覚だけなんよ…。 それじゃあ、またね。 つづく…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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