カテゴリ:俳句・エッセイ
今日は句会。午前中は、句会の資料をプリントしたり、出句する5句の選定と最後の推敲を行った。今回は、間が3週間あったので、十分推敲できたと自信があったのだが、句会の結果は全くの不作であった。
先生からは1句も選ばれず、仲間からも2句が選ばれただけ。3句はだれからも選ばれなかった。仲間から選ばれたのは次の句。 すべき事 あまた残して 晦日蕎麦 (6票) 大海原 越えてはるばる 寒波来る (1票) 誰からも選ばれなかったのは次の句。 レストランの テラスに一羽 寒雀 かの事の 成就を願ひ 初詣 玉材は プラスティックの 注連飾 今日、先生から特選に選ばれたのは次の句。 ◎何ひとつ 不足なけれど 初詣 昇一(6票) ◎好きな木に 好きな枝あり 寒雀 隆司(5票) ◎人の来ぬ 末社も太き 注連飾る 卓宏(2票) ◎家中に 集合かかる 晦日蕎麦 安満(2票) 今日の最高得点句は次の句。 嗽する 水のかたさや 寒に入る 豊子(7票) 無為なるも 充電と言ふ 三が日 昇一(7票) 今日の先生の句のうち一番人気は次の句だった。 藁苞を 一城として 寒牡丹 塩川雄三先生(5票) 今年初めての句会は、不満な成績に終ったが、原因は推敲をし過ぎて句を分りにくくしていることも一因かも知れない。まだまだ勉強が足りないと反省すること大である。 句会の後は、先生を囲んで恒例の二次会。いろいろと俳人論、俳句論が飛び出したが、「俳句は上手になることが目的ではない、楽しむことが目的だ」という結論になり、それで少し気が楽になった。 今日の画像は、今日天神橋筋商店街の入口で見かけた「天満天神えびす祭」の大看板。初詣のときは見なかったので、最近掲げられたものだと思っていて、帰宅後調べて見ると、昨日取り付けられたそうだ。 大看板 天満戎を 盛上ぐる ニュースによると、大阪天満宮の十日戎は、戦後の混乱期以降途絶えていたそうだが、一昨年天満天神繁昌亭が開席したのを機に、「天満天神えびす祭」と名付け今年から復活させることになったのだ。天満の地では、えべっさんと言えば「堀川戎」が有名だが、ことしからは、二つのえべっさんが福を競い合うことになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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