カテゴリ:旅行・ハイキング
今日は、ジパング倶楽部の企画で「銀閣寺特別拝観」というイベントに参加した。通常は非公開の方丈、東求堂、弄清亭などを拝観した。台風6号が近づいているので、時折雨が降ったが大したことはなく、却って涼しくていい拝観日和であった。
京都駅12時10分の市バスの乗り、35分ほどで銀閣寺前に着いた。銀閣寺入口までは350メートルの参道を登る。受付は13時15分から始まり、3班に分かれて、弄清亭、方丈、東求堂、の順に案内された。但し、堂内は一切撮影禁止だったので、写真は一枚もとることはできなかった。 銀閣寺は、足利義政の建てた東山殿を死後臨済宗の寺院・慈照寺としたもの。銀閣寺へは、これまでに4~5回来ているが、庭以外を見るのはこれが初めてである。 弄清亭では、御香座敷と奥田玄宗作の襖絵3種を見た。平成8年に完成したものだが、色鮮やかで地から強い絵であった。 方丈では、本尊釈迦牟尼仏、与謝蕪村の襖絵3種(棕櫚に叭叭鳥図、飲中八仙図、山水人物図)、池大雅の襖絵(琴棋書画図)などを見た。 国宝の東求堂では、阿弥陀如来像、足利義政公像、書院「同仁斎」を見た。「同仁斎」は義政の書院で、四畳半の部屋ながら、初期の床の間、違い棚を拝したすっきりしたデザインの空間になっている。床の間背後の障子を少し開けるの庭の景色が掛け軸のように見える。 画像は、パンフレットより。与謝蕪村「棕櫚に叭叭鳥図」、奥田玄宗「薫園清韻」、「流水無限」、「湖畔秋耀」 ![]() 堂内の拝観のあと、境内を散策した。銀閣と言われている建物は観音殿というそうだ。砂を盛った「香月台」、砂に波模様を描いた「銀沙灘」をはじめ、いろいろな点景を見ながら、見晴台までの20分ほどの回遊路を進む。 最後に、茶店で、抹茶とお菓子の摂待を受け、自由解散となった。私は、出町柳まで歩き、京阪で天満橋まで帰った。 写真は、銀閣寺垣、観音殿・向月台・銀沙灘、袈裟型の手水鉢、池泉回遊式庭園、沈月泉、展望台からの眺望、池に映る観音殿、頂部の鳳凰。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.20 09:33:03
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