カテゴリ:花・植物
今日は、ほぼ一日中家にいて、俳句評論書「臼田亜浪の光彩」を読み、その要旨をまとめる作業に時間を費やし、夕方から、関俳連の常任委員会に参加した。
臼田亜浪の俳句は約300句が紹介されていて、そのうち50句の鑑賞文が画かれていた。亜浪は、虚子や碧悟桐と同じ時代に生きたが、二人とは句風を異にし、独自の句風を編み出した。4Sの出現より10~15年早く、根源俳句の精神を吹き込んだ人だった。その偉大な業績は、虚子と碧悟桐の間になってあまり評価されていないが、本書の著者加藤哲也氏は、不当な評価であると嘆いている。 亜浪の句は、一句一章の句で分かり易いが、季重ね、字余りにこだわらないという作風なのが、私としては賛成できない。花鳥風月だけではなく、人間の心を詠むという点は同感である。 今日の画像は、大阪城公園で見た水仙。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.01 21:27:35
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