カテゴリ:散歩
今日は、午前中は、ゴルフの打ちっ放しに行き、午後は、すみよし歴史案内人の会の「住吉まち歩き」に参加したあと、大阪歴史博物館の「金曜歴史講座」に参加した。
打ちっ放しは約半年ぶりだったが、すっかり飛距離が落ちていた。すぐに疲れるし、手も痛くなる。今日は70球ほどでやめた。 「住吉まち歩き」は、4つあるコースのうちに一つ、住吉大社周辺まち並みコースで、東住吉周辺の寺社をめぐるものだった。参加者は5人で少しさびしかった。コースは、すみよし村ギャラリー→浄光寺(油掛地蔵)→荘厳浄土寺→東福寺→宝泉寺(住吉十三仏)→一運寺(赤穂義士ゆかり)→生根神社→閻魔地蔵→粉浜万葉歌碑、だった。 ・すみよし村ギャラリー 元油屋であった民家を博物館風にしたもの。馬つなぎや陶製雨受けがある。元は藁ぶき屋根だった。 ・浄光寺(油掛地蔵) 水掛けでなく、ここは油を掛ける。地蔵さんは真っ黒になっている。 ・荘厳浄土寺 住吉三大寺の一つ。往時は高大な境内だった。境内に奇石や古木が残り、大阪府の史跡の一。 ・東福寺 本尊の毘沙門天は楠正成の念持仏。境内入口に親子地蔵がある。 ・宝泉寺(住吉十三仏) 恵心僧都の開創。山門の左側の仏堂内に13体の石仏がある。平野の大念仏寺の末寺。 ・一運寺(赤穂義士ゆかり) 境内に大石父子と寺坂吉衛門の墓がある。 ・生根神社 以前は住吉大社の摂社として隆盛を極めた。本殿は大阪府の有形文化財。千鳥破風が見事。天満宮もあり。 ・閻魔地蔵 六道の辻の閻魔さん。地蔵が閻魔に化身したもの。 ・粉浜万葉歌碑 「住吉の 粉浜のしじみ 開けも見ず 隠りてのみや恋ひ渡りなん」の歌が犬養孝の筆で歌碑になっている。 写真は、それぞれの場所でのワンカット。 街歩きは、14時50分に終わり、粉浜から電車に乗り、天下茶屋、堺筋本町で乗り換え、歴史博物館へ向った。ちょうど、3時半の開会前に到着した。 「金曜歴史講座」の今日の演題は、「発掘資料からみた信長・秀吉・秀頼時代の焼物」で、講師は元大阪市文化財研究所の森毅氏だった。大阪城周辺の発掘調査の結果、各時代の地層から出土した焼物の種類の変化を、詳細に分析した結果を報告したものだった。いろいろな焼物の名前が出て興味深かったが、様式の違い(A群,B群,C群,・・・など)はわかりにくかった。 信長から秀吉前期までは、中国からの青花や李朝もの、国産では美濃焼が多かったが、次第にこれらが減り、唐津、伊万里などが増えて来るのだそうだ。 画像は、講演会の様子。多くのカラー写真を使っての講演であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.12 15:01:38
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