カテゴリ:美術・博物・展示
今日は、午前中は、図書館へ行ったあと、新いちょう大学校の開講式に出席し、午後は、高島屋で開催されている「永楽善五郎展を見に行った。
図書館では、西国三十三所霊場のDVDを借りて来た。 新いちょう大学校の開講式は、OCAT4階の難波市民学習センター講堂で行われた。新いちょう大学校というのは、大阪市が設置していた「いちょう大学」が閉校になったあと、3年前にNPO法人として開設されたもので、今年は3年目となり、5科目130名が勉強を始めることになった。私は、「大阪の歴史」のクラスを受講する。来年1月までほぼ週1で年間20回の講義を受けることになる。 今日の開講式には120名ほどが参加していた。式は近藤氏の司会・開講のことばより始まり、最初に金関氏のバイオリン演奏があった。バッハの「?」という曲だった。次いで、巣山理事長のあいさつ、来賓の難波市民学習センター所長丸岡氏あいさつ、受講生代表の応治氏のあいさつがあり、青木・芸能コース主任講師からのことばがあったあと、再び金関氏のバイオリン演奏があった。曲は、モンティのチャルダッシュであった。 開講式のあと、オリエンテーションがあり、5科目それぞれの主任講師から講義の方針・一年間の学習予定などの話がなされた。音楽:金関氏、大阪の歴史:巣山・青木氏、国際理解:南野氏、英語:巣山氏、伝統芸能:青木氏。 講義は難波市民学習センターで5月10日から始まる。 写真は、開講式の模様。式の前、司会と開講のことば、バイオリン演奏、理事長の挨拶、来賓の挨拶、受講生代表の挨拶、講師のことば(伝統芸能・歴史)、講師のことば(音楽)、講師のことば(国際理解)。 「永楽展」は十七代永楽善五郎(1944~)の作陶五十年を記念した展覧会で、正式な名称は、「永楽歴代と十七代永楽善五郎展 日本の美・京のみやび」というものである。永楽家は千家の茶道具を作る京焼の老舗。展覧会には十七代の作品のほか、歴代永楽の作品も多数展示されていて、全250点。展示は3つに分類されていた。 第1部 襲名前 第2部 永楽歴代 土風炉から多彩な作風へ 六代宗貞、九代宗厳、十代了全、十一代保全、十二代和全、十三代回全(宗二郎)、十四代得全(室妙全)、十五代正全、十六代即全、 第3部 襲名後 現代に生きる千家職家として 息子陽一(1972~) 画像はパンフレットより。左:金襴手波濤鶴茶碗銘天外(十七代)、中:交趾瓢形振り出(十代)、詳瑞芋頭水指(十一代)、菊置上香合(十一代)、右:萌葱金襴手鉢(十二代)、鳥積香炉(十四代)、金銀彩花入銘落照(十七代) どの一点をとっても素晴らしい作品で、ため息が出るようなものばかりであった。上の画像にはないが、十七代の展示作品は、鮮やかで明るい色調の作品が多かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.04.27 21:15:47
コメント(0) | コメントを書く
[美術・博物・展示] カテゴリの最新記事
|
|