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これは日経平均とジャスダックインデックスの10年チャートですワン。 2003年から新興株がバブルになりましたワン。この2003年の閑散としたマーケットでひたすら買っていたのが、バリュー投資原理主義者の人達ですワン。まだバフェットもリンチも聞いた事ない人が大半だった頃、バリュー投資がネットで熱く語られていましたワン。これが日本における第1期バリュー投資時代。 2004年になるとブログが爆発的に広がり、あちこちにバリュー投資ブログが生まれましたワン。こなつブログも2004年後半に誕生しますワン。2003年に投資をした人はこの時までに凄いパフォーマンスを上げ、こなつを含めた2004年開始組みは、彼らを師匠と呼び、出来るだけ多くを学び取ろうと必死でしたワン。師匠の銘柄をパクった投資も盛んになり、ブロガーの間で流行銘柄が生まれましたワン。三東工業、メガチップス、フージャースetc。これが第2期バリュー投資時代。この頃は既に新興株に割安度が無くなってきており、不動産流動化株へ転身するブロガーも後を絶ちませんでした。 2006年で株価はピークアウトし、その後3年間株価が下がり続けますワン。この3年間で沢山のブログが閉鎖に追い込まれますワン。こなつファンドがなんとかやってこれたのは、 2006年までの含益があったことと、MBOやTOBで不本意ながらも利確していたこと、2009年まで資金が枯渇せず(円定期を解約して投資に向けた)、追加資金で買い続けられた事だと思いますワン。 2006年から投資を始めた人は、良い思いを一度もせず退場になったでしょうね。こなつは運が良かったようですワン。 さて2009年3月に新興株は怒濤の上昇を始めましたワン。こなつも経験したことにないような激しいものでした。この時期にフルポジションであった事は、その後のパフォーマンスに大きく影響しましたワン。タイミング投資の人は、疑心暗鬼で飛び込めなかったんじゃないかな。ここを取れなかった人は、最大の過ちですワン。 実はこの時期からどうも第三期バリュー投資ブームが生まれたようですワン。新しいバリュー投資系のHPが沢山できました。読んでみると、銘柄分析やら月次チェックやら、なんとも懐かしい雰囲気に満ちていますワン。PFも公開されており、新興株でもカタカナ表記の企業が多いのが、こなつ世代の投資家と違うところ。この時期に投資を始めた人は、ほとんどがパフォーマンス良好だと思いますワン。ただ地合でなく、銘柄選択が良かったと勘違いしているでしょうね。 日経とジャスダック2年チャート 歴史が繰り返すとしたら、今後株価爆上げになれば、バリュー投資本を出版するひとが出て、専業になってセミナーを繰り返す人がでたりして、投資熱が最高潮になり、その後株価暴落によって、サイト閉鎖が相次ぎますワン。 今後株価暴落になれば、最初は果敢に買い増しに出動しますが、じきに資金が枯渇して、一人また一人とサイト閉鎖となるでしょう。
退場しない為には ・余裕資金で運用する ・集中投資しない ・信用取引しない ・自分で考え自分で責任を取ると腹をくくる。 ・感情で取引しない。 ・いいわけをしない こんなところでしょうか?
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