えっ?ふんどし!?
拍子抜けしたように急に気温が下がって、体調を崩している人がいるようですがみなさんお元気ですか?しかし9月前半まで、それでもまだ残暑が復活するそうです。今日はちょっと暑かったですもんね。さて、書きたい事がたまりすぎて何から書けばいいのやら、、、、先日、j女優の高樹沙耶さんのトークイベントに行ってきました。池袋のオーガニックバー「たまにはtsukiでも眺めましょ」の高坂さん主催です。このバーは寺田本家のむすひが飲め、お料理もオーガニックでしかもおいしく、子供も歓迎してくれるということもあり、いつとはなしに数ヶ月に1度は家族で訪れるようになったのですが、いつもすごく刺激や気づきがあり、もはや私にとってなくてはならない場所になりつつあります。このバーのマスター高坂さんはピースボートにも乗った経歴のある環境活動家でもあるのですが、なんというか人柄がすごくて。一見すごく普通っぽいのですが、だんだんそのすごさがじわじわと沁みるように分かってきました。活動家なのに力がほどよく抜けて、全然押し付けがましくなく、いつも飄々としていて、気さくで明るくて、謙虚で、人と人を結びつける「むすび」の力が強い人です。今週の日曜日に、葉山の海の家で開かれた高坂さんの結婚式にも行ってきたのですが、なんと参加者200人。大雨の海辺で、砂浜での結婚パーティーという前代未聞の状況でしたが、みんな大盛り上がり。本当にいろんな人が来ていました。まぁその話はおいといて。高樹沙耶さんのお話から。沙耶さんは2003年から、千葉県で自給自足の生活をしてらっしゃいます。屋根にソーラーパネルのあるおうちに暮らし、作っているのは無農薬のお米、野菜、味噌、梅干、干物、最近ではなんと和綿まで!綿の収穫には葉緑素で綿が染まらないように、大量の枯葉剤を空中散布してから収穫するということで、世界の3分の1の農薬は綿の栽培に使うと言われているほど、綿は農薬漬けの植物です。残留農薬は野菜を下回るくらいなので、出来上がった衣類にはそんなに残留していませんが、オーガニックコットンは製造過程で化学薬品を使わずに作られているものが多いので、近年化学物質過敏症の方を中心に、オーガニックコットンの需要も増えてきています。私も実は、下着と靴下と白衣の下に着るキャミソールはオーガニックコットンです。1年前くらいから、直接肌につけるものは、なんかそうじゃないとイヤになってきて。最近着てるキャミソールは無印良品のオーガニックコットンのものですが、靴下はこれ。これは冬用です。かなり厚手で、丈夫で長持ちします。夏は同じメイドインアースの薄手か、基本的にほとんど裸足です。沙耶さんは、いつかは自分の栽培した和綿で衣類を作りたいとのこと。そういう話を聞くたびに、ほんとに自給自足っていいなと憧れます。沙耶さんは、今ではもう物があまり必要なくなってきたそうです。しかしご自身を振り返り、今でこそこうだけど、昔は芸能界バリバリで、ブランドものもいっぱい持ち、気に入ったTシャツがあれば、全色ちょうだい!なんて言うほどだったそう。ところが12年前、テレビの仕事でフィンランドを訪問して、森と湖と白夜の、そのあまりの美しさにショックを受け、森を見つめながらホテルの部屋で「私は汚れている」と泣けてきた瞬間、寝ぼけていたわけでも、お酒に酔っていたわけでもないのに、部屋の天井から緑の玉が落ちてきて、床に広がっていくのを見たそうです。それは生まれて初めてのスピリチャルな体験だったと言います。そこから、沙耶さんの人生は音を立てて変わりはじめます。オーストラリアのアボリジニとの出会い、ハワイ島でのフリーダイビングとの出会い、そして翌年にはフリーダイビングのワールドカップで世界2位になるのです。なんと酸素ボンベなしに53m。すごいです、人魚です。フリーダイビングとは、頑張る事をやめて、引き算していくスポーツだと高樹さんは言います。「あと10m頑張って潜ってやろう!」なんて思った瞬間、そこには死が待っているんだそうです。頑張るのをやめて、自我を捨てて、海と、そして地球とひとつになる感覚。地球とはひとつの命の玉であり、私はそこに生かされてる。生きているってすばらしい。そう感じた時、どんどん体は海とひとつになっていくのだそうです。フリーダイビングとは、スポーツというよりは禅の修業であり、海の中は瞑想の世界。事実フリーダイビングのためのトレーニングとは、陸上ではほとんどヨガと呼吸法のトレーニングに終始するそう。それは、「神様からもらった世界を信頼するということだ」と彼女は微笑みます。たくさんの物はもういらない、消費しているだけの生活はむなしい。世界を変えるには、まず女性が変わらないといけない。ブランドのカバンが欲しいわ、洋服が欲しいわ、車が欲しいわと言うから、男は女のために頑張って働いてお金を稼ぐ。稼ぐためには自然環境なんてどうだっていい。でも、もし女達がきれいな空気を吸いたいわ、美しい緑に囲まれて暮らしたいわと言い出したらどうだろう?下心のある男達は、今度はそのために頑張るに違いない。沙耶さんのこの話にみんな笑っていましたが、美しい沙耶さんが言うと、なんか説得力のある話です。さて、このイベントで私がもっとも驚いたのは、実はこのあとでした。沙耶さんは「ふんどし」をずっとしめていると言うのです!ふんどしはリンパをしめつけず、血流がよくなって最高、生理痛が軽減する人もいると。衝撃を受けた私は、イベント終了後、たまtsukiで飲みながら沙耶さんといろいろとお話しました。実は私は、体をしめつけるのが超嫌いなたちで、それは特に妊娠中から始まりました。妊娠すると胸の乳腺が張るので、ブラがきつくなり、乳腺をしめつけないために、ゆるゆるのハーフトップをつけるですが、これが思いのほか快適で。産後もおっぱい生活なので、約2年ハーフトップ生活。今もワイヤー入りはつけません。元々締め付けるのが嫌いなたちで、ガードルやボディスーツをつける人の気が知れず、産後ももちろん、お腹をしめるウエストニッパーなど絶対につけませんでした。しかし、おっぱいをジャンジャン赤ちゃんにあげているうちに、しめなくてもお腹は昔よりぺったんこ。そのうちに、ズボンもゴムのスパッツを好むようになり、ボタンのあるパンツやジーンズというのをまったく履かなくなりました。そんなんじゃ油断してお腹が出てきちゃうんじゃない?と思うでしょ?それが、酵素生活をしてたら全然ですよ。伸びたはずのお腹の皮もキュッとしまっている!しめつけないから、血流も昔より格段に良くなったと思います。下着もしめつけるのがイヤで、Lサイズのヒップハングを選んでいたくらいの私でしたから、ふんどしの話には、かなり食いつきました。沙耶さんは手作りしてるとのことでしたが(作り方はこちら)、ネット検索してみるといろいろと発売されているのに驚きました。今やふんどしじゃなくて、パンドルショーツとか言う言い方もあるんですね。そこで試しにオーガニックコットンのふんどしを購入してみました。その名も「風のふんどし」(笑)届いた初ふんどしは、高かったわりに端が切りっぱなしで、がっかりしました。今販売ページを見てみると「ふんどしの先をあえて縫っていないのは、<使う人の流れを止めてはいけない>という粋な言い伝えを元に作ったためです。」とありました。うーーーん、そうだったのか。 しかし糸がどんどん出てくるよ(泣)そして、しめてみた感想。横から見ると、、、ヒモなので意外とドセクシー(笑)前から見るとやはりちょっと笑える。しかし私くらいのしめつけ嫌いの自由人になると、このウエストでしめるヒモがイヤなんですよね。で、ヒモをあまりしめないとゆるんで、フワフワしてくる(笑)気になる、、、、ズボンならまだいいけど、スカートじゃかなり気になる。だけどヒモをきつくしめたくない。うーーーん。結論。私にはゆるゆるヒップハングのほうが向いている。しかし、寝る時にはたまに、風ふん、しめてみるか。沙耶さん、どうもありがとうございました。しめつけなければ、血流もリンパの流れも良くなり、かえって脂肪が燃焼します!束縛されない、ゆるゆる生活バンザイ!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!