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カテゴリ:瑠璃光記
うつくしい月食でした こんな月は、もう二度と見ることはあるまいと、父と私。息子はそんなことないよぉと小さな声。 でも、もう生きてる間はないだろうと、父はかかかと笑って、私もまぁそんな感じと、したり顔をしている老年と中年でした。 こんな、二度とないことに巡り会う奇跡。 その時、星もさざめきあって、プレアデスやペテルギウスが燦然と輝きを放ち、その中で赤い、濃く赤い月がふっと佇んでいるのでした。 親と子と孫の三世代がそろって天を仰ぎ、そろって口をあけて(なぜ口があくのだろう)呆けたように、月が欠けていき、そしてまた輝き始めるのを見つめている・・・ ・・・また楽しからずや、夜半の月。 とてもさむかったけど、心はあったまりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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