瑠璃ほぎ日記～遊び&波乗りせむとや生まれけむ～

　今の季節の神社は最高です。


　残り少なくなった桜吹雪が風に乗って社務所に舞い落ちてきます。


　新しく芽吹いた薄緑色の葉が、まるで光った花のように見えます。


　鶯の声が響きわたり、相変わらず、至福至福・・・の職場です。


　なんとなくハイ気分で、昔から本の虫ですが、もうしまうところがないので滅多なことでは購入しないハードカバーを衝動買いしてしまいました・・・


　
鹿の王 上[本/雑誌] / 上橋菜穂子/著

　電車の中や、眠りに落ちる直前までや、目覚めてすぐの境界線を漂っている時間、貪るように読みふけっていました・・・いやぁ、これは、買いでした。
　何という爽快感、何というイメージの豊かさ、深さ、感情の濃さ、温かさ。さすがは、精霊の守り人シリーズの作者さんです。走り抜けてゆく風の描写が素晴らしいです。


　エンディングが秀逸です。おかげで、読み終えた後からも、ずっと私の中で物語が消えません。飴玉をしゃぶるように、丁寧にゆったりと味わっています。


　こういう本に出会ったら、素直にノックアウトするが勝ちです。


　さて。


　幸せな気分でお知らせです。


　明日4月19日は新月の祈りの会です。


　いつも通り、夜11時からは「月の祈りの会」、そして「更々の会」は夜１９時半から、岸町公民館（浦和駅西口徒歩７分つきのみや神社はす向かい）地下の第五和室でおこないます。→ ここです

　「更々の会」は、その日に集う仲間と共に。（いつも数人のまったりした会です）
　「月の祈りの会」は各自の家や自分の部屋、職場、旅先などで、おひとりで。
　　月と共に過ごす一時です。ご自由にご参加ください。
　　よき晩になりますように