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February 11, 2007
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カテゴリ:思うこと
今日の聖書朗読はルカによる福音書の6章から。
『貧しい人々は、幸いである‥‥』っていう、あれ。

神父様がお説教の中でおっしゃった、『それで、いいんだよ』という言葉に
なにやらしみじみ安心して、泣きたい気分になっていた。
ザアカイさんがイエス様に『私の財産の半分を貧しい人々に施します』って言ったとき、
『財産の半分を』であって『全財産を』じゃなかったんだけれども、
イエス様は『今日、この家に救いが訪れた』とおこたえになった、
それってつまり、『それでいいんだよ』って承認なさったんだ、というお話。
あ、いや、ザアカイさんは本題じゃなくて1つの事例だったんだけど。
でもなんだか、この言葉が、私にはとてもつよく響いてきた。

もし神様の前に立ったら、いやもう恥ずかしくて身の置きどこがない、って思う。
(いや、ホントは、いっつも神様の前に立ってるわけなんだけど‥‥‥)
あーんなこともこーんなことも全部お見通しだもんな。
気がついてることもあるし、気づきさえしていないことも、
わかっちゃいるけど直せないんだよーというようなことも。
不可抗力または力及ばすということならともかく、
こりゃ完全にサボりだよな、ということだらけで、なんともはや、もう。
だからって神様が『おまえみたいな怠け者は、もう知らない』なんておっしゃるとは
思っていないけれども、言われたとしたって、ぐうの音も出ない。

ここしばらく、そういうことに目が行くような出来事が多くて、
ちょっと落ち込みたい気分になっていた。
落ち込んだって仕方ないんだけど、私はそういう回路の持ち主なんだよーっっ。
だから、『それでいいんだよ』という言葉が転がり込んできたとき、
ほんとに泣きたくなっちゃった。
そうか、私はその言葉をとても渇望していたのだと、そのときやっとわかって‥‥。
おもしろいのは、この言葉は神父様が事前にメールで送ってくださっていた
パンフレットの中にも書かれてあったのに、心にころがりこんできたのは
お説教の時と聖体拝領のとき、というあたりだけれど。

気はつけてたつもりだけど、『それじゃダメ』で自らがんじがらめになってたな。
いや、実際のとこ、そりゃあかんだろ、ということばかりではあったのだ。
そうでなくたって、求められるもの(というのかどうか)を満たすという意味であれば、
私なんかもう、どうしようもないもんなー。
全てというのが筋であるところ半分と言ったなんて、すごくすごいと思う。
野球の選手だって3割も打ったらすごいってことになる、
クリスチャンだって、半分(だったかな?)もできてたらウルトラスーパークリスチャンだ、って
いつぞやお他所の神父様がおっしゃって、危うく吹き出しかけたっけ。
ということは、私には超ウルトラスーパーにしか見えないその神父様は、
ご本人スケールだとそれには及ばないのだろうな。
私に至っては少し前までのゼロ金利時代の預貯金利率のほうがよほど高い、という感じ。

でも、神様の側から見ると、そういうのは関係ないんだろう。
ずーっと前、本を買ったときくっついてきたしおりに書かれてあった、
神様は、実り多い人生を愛されるのと同じくらい、
何の実も結ばなかった人生をもお愛しになる、というようなこと。
(アントニー・デ・メロ神父様という方のご本からの抜粋だったと記憶している)
‥‥別に、私がいい子だから、神様は愛してくださるんじゃない。無条件。
なんじゃそれ、訳わからん、どういう構図だって思いたくなるけれど。
ゼロ金利よりまだ微々たるものでも、神様は『ダメでしょー』とはおっしゃらないのね。
すぐ忘れちゃう。困ったもんだ。

それにしても‥‥
神父様は当然、『それでいいんだよ』という言葉を私個人に向けておっしゃったのではない。
でも‥‥本当に、ありがたい言葉だった。新しいいのちをいただいた気がするくらい。
私自身、そんな言葉を求めていることに気づいていなかったし、
神父様もご存じなかったはずなのに、こんなこともあるんだな。
あらためて、ことばのもつ力に敬服していることりでございましたとさ。





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Last updated  March 5, 2007 10:39:50 PM
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