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沙羅双樹

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2005年04月26日
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テーマ:戦争反対(1185)
カテゴリ:国際
 信楽提督さんからいただいたコメントで非常に共感できる部分がありました。

>ですが、私は同時に「何で日本政府はこんなに、マズイ戦争をしたのだ」という当時の政府への怒りも沸き起こります。そして、私は第二次世界大戦の日本が一番反省すべき点はこの様な本土空襲を許した当時の戦争指導であると考えています。

 そのとおりですね。当時の日本の国力を考えると、欧米列強のまねはとてもできません。しかし、まねをしてしまった結果、結局は勝てるという根拠のない米英との開戦にまで踏み切ってしまったのです。
 アメリカは大喜びでした。ルーズベルトの仕掛けた『パールハーバー』にまんまとのせられて、日本から仕掛けてしまったのです。戦争ははじめにしかけた方が悪いに決まっています。勝敗は別としてもです。アメリカは日独伊三国同盟を利用して、裏口からヨーロッパ戦線に参加することができました。国民一丸となって戦ったあの戦争はアメリカの計算ずくだったと考えると何ともやりきれません。日本など、アメリカとしてはひねるのは簡単だったでしょう。最後には核兵器の人体実験をされる始末です。
 そういうことを大局的にみれなかった当時の政府・軍部中央・昭和天皇は批判しなくてはなりません。二度と同じ過ちを繰り返さないためです。

 ところが信楽提督さんとは次のようにおっしゃいます。

>確かに、これらの砲艦外交は今の感覚からすればとても容認できるものではありませんが、だからといって、今の理屈で以ってそれを「侵略だ。酷い事だ」と糾弾するのは江戸時代のあだ討ちを「とんでもない殺人行為だ」と糾弾するのと同じではないでしょうか?

 あれが侵略でなければ何というのでしょうか?歴史的評価はすでに確定的です。欧米列強とて旧植民地に反省と謝罪をしなくてはなりません。植民地から吸い上げた富でもって、今日の彼らの裕福な生活があるといってよいでしょう。何も日本だけが反省しなければならないわけではありません。
 国家総動員法や治安維持法の被害者達が、現在の感覚でもってあれは残忍だったということはできませんか?大東亜共栄圏であれ国民を縛る法律であれ、当時としても妥当な政策とは言えません。あだ討ちは国内のみの問題であって、今私が述べているのは国際問題です。被害者の立場に立ってみれば、当時の法がどうのなどという論理は通用しません。当時の法や文化について研究する場合を除いて、当時の感覚で歴史を捉えることは実際面に対して目をつぶるということです。実際面に目をつぶり論じることは机上の空論になりかねません。

 ところで、今回わかったのは信楽提督さんと私とではそれほど大きな考えの違いはないということです。良かったと思います。





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最終更新日  2012年04月06日 17時54分13秒
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