新刊が出たので発売日にゲット。
そしてすぐに読みました。
魔法科高校の劣等生 18 師族会議編 (中) の続編です。
魔法科高校の劣等生 19
師族会議編 (下)
佐島勤
魔法科高校の劣等生 19 師族会議編 (下) 電撃文庫
佐島勤
さて前巻で予告されてた
達也を『激怒』させ・・・・・!
ってなんのことだか気になってたので読むのがかなり楽しみでした。
敵である顧 傑(グ・ジー) との対決がメインになるんだろうなとは予想してましたけど、千葉エリカの兄である千葉寿和と部下である稲垣が顧 傑の魔法によりひどいことになりました。
達也の怒りはそのあまりにも外道な魔法に対するものでした。
藤林響子は寿和の死後に自分の気持ちに気付き婚約者を喪ったときと同じような苦しみを味わい、エリカの普段の憎まれ口は鳴りを潜め千葉家は悲しみに沈み、顧 傑は自らの行いに相応しい最後を迎えましたけど、その最後は十氏族にとって望ましい終わり方ではなく首謀者の死によりテロ事件は終わっても、首謀者の生死にかかわらずその身柄を確保できなかったことにより魔法師以外の一般人には魔法に対する不安や恐怖が残ったままに.....
物語は魔法師にとってさらに暗い方向に向っていきそうな気がします。
本編はそんな感じで物語が終盤にむかって盛り上がってますが、明るく楽しいってわけでないので読んでて面白いんですけど重くもあります。
この巻では巻末に「一条将輝転校日記」という短編というか中編というかそういうのが収録されてて、内容は十師族一条家の将輝がテロ事件解決のために父親の命により東京に派遣され達也たちの所属する第一高校に一時的に転校している間の物語なんですけど、こちらは本編とは違って明るい内容で将輝の達也の妹で婚約者である深雪に対する痛い恋心が描かれてました。
妹で婚約者.....
ちなみに実妹です。
さて本編がどんなふうに進んでいくのか?気になるところですが次巻は二〇九六年九高戦にまつわるエピソードと書き下ろしの短編集になるらしいので、続きはしばらく読めそうにないですが、短編は短編で気軽に楽しく読めたりするので、いつもながら発売が楽しみです。
2016年夏頃発売らしいです。
本編の続編は「動乱の序章編」になるらしいです。
あとファンには吉報なんですけど
劇場映画化決定!!
そして司波達也は、伝説となる。
ってことで映画化されるらしいです。
オリジナルストーリーになるのか?
TVアニメの続編になるのか?
物凄く楽しみじゃねぇーか!と思わずにいられないです。
普段は全然劇場に行かなくなってしまいましたけど、これは観に行きたいです。
でもアニメ映画って近場では上映されなかったりするんですよね.....
できれば近場で上映してほしいです。
いくら好きでも遠出するのは億劫なので。