異世界食堂 1~2 の続きです。
異世界食堂 3
犬塚惇平
異世界食堂 3 ヒーロー文庫
犬塚惇平
読むのが楽しみなシリーズです。
1~2巻がかなりの面白さでした。
で、買ってすぐに読んでみたんですけど
少しマンネリ気味か?
って最初は思いました。
短編の集まりで気軽に読めるのは相変わらず。
物足りなさは感じても面白いです。
でも毎回短編で異世界の住人と料理の話だけだと飽きるのも早そうだよな~と。
そんなふうに考えながら読んでたら終盤に最大級の面白さがきました。
が、そのままのパターンで4巻も続くなら、また物足りなさを感じてしまいそうです。
この巻では
カレーライス
モンブラン
スコッチエッグ
秋刀魚の塩焼き
バーベキュー
クリームシチュー
ポトフ
シュークリーム
肉まん
マカロニグラタン
バースデーケーキ
お汁粉
ハンバーグ
ウィンナーポテト
ジェノベーゼ
ポークチャップ
ティラミス
とん汁
アサリの酒蒸し
コロッケ
カレーパン
が収録され、表紙絵にあるようにレギュラーメンバーも一人増えました。
見た目はエルフですが正体は...
なかなか面白いキャラです。
定番なファンタジー世界・異世界の住人がこの世界に来て食事するとどれぐらいの衝撃を受けるのか?食べ物だけではなく電気の明かりやエアコン、温水にトイレに着る物。1巻から続く異世界住人の反応なんかが面白いです。
アニメ化企画も進行中らしいです。
昨今は人気小説とくに人気のあるラノベのアニメ化って多いですよね~。
どうしてもコンテンツ不足なのか?って考えてしまいます。
できれば昔のようにオリジナルアニメの面白いのを観てみたいです。
が、好きな作品がアニメ化するのは嬉しいのでアニメ化して放送されたら確実に視聴したいです。できれば地上波放送があればですけど。CSとかBSとかアニメ専用チャンネルではないことを願います。
小説の方は新キャラも増えて物語に深みも増してきたので、ここらで一発長編なんかを読んでみたいです。短編が連続して各話ごとに新キャラが登場したりするので、すでに人間関係を把握できなくなりつつあります。
でも登場する料理はどれも美味そうで、毎話ごとに食欲を刺激されます。