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カテゴリ:ことばの処理
○今日の関係ない話
やっぱり、休みすぎると気力がますますなくなるので、今日はちょっと、引き続きの 「Python で人工無能」を書くことにした(^^;; ○乱数でおみくじ (Python で人工無能) 前回までに作ったプログラムで、「おみくじ」と入力すると、「大吉」・・・「「大凶」をランダムに答えるようにしてみる。どこかの人工無能で見た機能だな(笑)。とりあえず、3日分ぐらいに分けて、例によって、ちょっとずつ進むことにする。 まず、IDLE をいつものように起動したら、プロンプトで次のように入力する。 >>> import whrandom これで、乱数を発生させるためのモジュール(機能の塊だと思えばいい)をPythonの環境に読み込んでやる。whrandom モジュールは、ウィッヒマン=ヒルのアルゴリズム(計算方法)を使った浮動小数点の擬似乱数生成演算を行うために使う。なんて書くと、なんのことやら分からないといけないな。 要するに、PlayStation2 で『鬼武者2』をするときには、『鬼武者2』の CD-ROMを差し込んでやらないとゲームが始まらないのといっしょで、乱数を出すためには、乱数の CD-ROM を読み込んでやらないといけないってこと(相変わらず、なんていい加減な説明だ)。PlayStation2 の場合は、同時に1つの CD-ROM しか動かせないけれど、Pythonのモジュールの場合は、いくつでも読み込んでどれでも使えるというところが違う。 で、そうしたら、今度はおみくじの元を作ってやる。 >>> omikuji = [’大吉’, ’中吉’, ’小吉’, ’凶’, ’大凶’] これで、omikuji の元ができた。カッコの中にカンマ区切りで、シングルクォーテーションで括った文字列を並べてやる。これは、リストと呼ばれる形式。そうしたら、whrandom というモジュールの choice という関数を呼び出してやる。 >>> whrandom.choice(omikuji) ’中吉’ >>> whrandom.choice(omikuji) ’大吉’ >>> whrandom.choice(omikuji) ’大凶’ 繰り返すたびに、ランダムにリストの中から選択して表示してくれる。なんて便利なんだ。これを次回はプログラムに組み込んみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.13 06:35:17
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