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カテゴリ:ことば
開発者が考慮すべきAjaxの安全性のビデオを見る。中身はたいしたことない話なので、まともな開発者であれば見るまでもない。
が、おもしろいと思ったのは、ビデオの字幕を 開発者が考慮すべきAjaxの安全性(字幕「です・ます」版) と 開発者が考慮すべきAjaxの安全性(字幕「だ・である」版) の二種類用意していること。 反響を見て、今後増えてくるビデオの字幕に「です・ます」調と「だ・である」調のどちらを使うかの調査をしようとしているのかな。というか、比べてみると、文字数の関係以上に、文字の大きさに差がある。これだと、印象からそのまま、どちらの調子が良いかを見ている人は決められないかも。たとえば「Sendmail というプログラムでこの現象が生じると」という箇所は、どちらの調子であっても同じ翻訳。なのに文字の大きさが、です・ます調の方が小さく、だ・である調の方が大きい。全体的にこの傾向がある。 この他にも、ですます「関数が悪用されます」と、だである「関数が悪用されてしまう」をはじめとして、単純にですます調とだである調の違いだけではないニュアンスの違いが生じている。 効果測定をするためなのか、何らかの経緯で2バージョンできたから、両方流してしまおうというのか、よく分からなくなってきた。。。。字幕翻訳はやったことがないので、この世界、今ひとつ分からないところがある。基本的に正確さと文字数との兼ね合いではしょることも多いようだが、技術ものの場合、どこまで情報を落とすか難しいものがあるんじゃなかろうか。たぶん、映画の世界とかのルールは通じないところがある。技術者を使って、大量の評価を行って、どのレベルにするのがよいのか(精度、文字の大きさ、文字数)、検討する必要があると思う。 もし、この試みが、そういうことへの第一歩であれば高く評価したいと思う。 これのもうひとつおもしろいところは、ビデオを流す前に IBM の CM が入っているところ。この手の CM は IT サイトでどんどん使われる可能性があると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.26 00:04:34
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