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傀儡師の館.Python

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kugutsushi

kugutsushi

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2007.02.17
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カテゴリ:その他
診療報酬を不正請求 姫路赤十字病院、全額返還へ を読む。

結局のところ、病院関係者がルールをわからずに、あるいは、意図的にわからないふりをして、ずさんな請求をし続けているということなのだろう。

二〇〇五年九月から〇六年八月、計約四千三百万円の診療報酬を不当に受け取っていたことが、十六日までに兵庫社会保険事務局などの調べで分かった。


医療の世界に不正請求がおきにくくする仕組みを明確にして作っていく必要があると思う。

カルテにない病名をレセプト(診療報酬明細書)に記載▽必要以上に血液検査を複数回実施▽保険適用外の傷病に抗がん剤を使用-などの不正もあったという。

普通の感覚からしたら不正以外の何ものでもないと思うのだが、過誤請求だったから修正しますというような文脈に医者は持っていきたいんだろうな。見解の創意で何千万も何億も、何十億もの保険費用の違いが出てくるっていうのは、やっぱりおかしい。

医療に限らず不正の社会コストが高くなりすぎている。不正を暴いたり追求するためのコストも当然かかっている。大きい不正からつぶすのか、数が多い不正からつぶすのか、不正を追及するときの効率性というのも大きな社会的な問題。現状では、効率性よりも話題性と意識的なインパクトに重点が置かれているように思える。つまり、インパクトによる抑制効果を狙ったものかもしれない。

赤十字病院でさえ、不正請求をやっている。赤十字病院でさえ、不正追及の矛先となり得る、ということを示すために。しかし、その恣意性こそが新たな不正の温床になりかねないところがまた難しいところ。

不正のメカニズムというのはおもしろい。単純な個々の利益追求だけでは解明できないものがある。







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Last updated  2007.02.17 21:17:50
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