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傀儡師の館.Python

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kugutsushi

kugutsushi

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2007.12.17
XML
カテゴリ:IronPython
IPython 0.8.2 が 11月30日にリリースされていた。New features in 0.8.2 を見ると、一段と便利になったようなのでアップグレードした。

  • 履歴(%hist) に -g オプションが付いて、「%hist -g foo」とすると、履歴から grep で foo した結果を返してくれる、履歴の検索機能が付いた。
  • 「%rep ls」としておけば、履歴表示(%hist)したときに、ls が含まれる履歴は表示されないようにできる、履歴表示の抑止機能が付いた。
  • macro で引数を取れるようになった。

とかいうのからもっと便利なものまでたくさん機能アップされている。

IPython Cookbook を見ると、へぇとか思う。String list processing とか AWK like に使えて便利。たとえば、line.field(1) みたいなことができる。別に split して云々してもいいのだけど、タイプ量が減る。

UsingIPipe なんかも、便利。例えば

from ipipe import *
iwalk | ifilter("_.endswith('.pyc')") | idump

# あるいは
lines = !ls
lines.grep("\.pyc$")

とかすると、.pyc で終わっているファイルを一覧表示してくれたりとか、あれこれできる。これは使いこなすと、かなり強力。

時間がかかる処理とかだったらバックグラウンドで動かせばいい。Running a file in the background

%bg _ip.magic('run -i foo.py')

alias なんかも、設定ファイルに書き込まないで StoringAliasesのように、%store を使って覚えさせちゃえばコマンドラインから設定したものが再起動してもちゃんと残る。

IPython を使っている人は、IPython Cookbook を見ると幸せになれる。

IBM developerWorks に新しい記事が出ていた。Using Net-SNMP and IPython。ちなみに、IPython をインタラクティブに使っているとき doctest がこけちゃって困るのは、%doctest_mode で OK なのね。IPython FAQ を見ると、

In [6]: iphook = sys.displayhook
In [7]: sys.displayhook = sys.__displayhook__
In [8]: doctest.testmod(dtest)
とやって、戻すときには、
In [9]: sys.displayhook = iphook

とあるけれど、%doctest_mode がトグルスイッチになっているから(実行するごとにモードが変わる)、これを使った方が楽ね。


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Last updated  2007.12.18 00:38:54
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