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カテゴリ:Python
『ヒカルの碁』は、何度見てもおもしろい。棋譜紹介 にヒカルの碁の元ネタとなった対局が紹介されている。この棋譜を元にして、実際に碁盤上に石を並べてみ始めた。
コンピュータの画面上で見ているよりも、実際に自分の手で碁盤上に並べて見た方がおもしろい。今のところ、おもちゃの延長線じょうにあるような碁盤を使っている。実際のモノを扱うと、指先を使うことになるのでボケ防止にも役立つんじゃなかろうかと。碁石を置く音も刺激になる。棋譜のとおりに石を並べていくだけでまじめにボケ防止になるんじゃないかと思う。 3,360 円3,465 円 さて、本題に入る。 この棋譜をコンピュータで扱うときの標準的なフォーマットとして SGF (Smart Game Format) というのがあるらしい。棋譜紹介のページでも SGF で棋譜ダウンロードできる。SGF User Guide (日本語訳) を見てみる。 日本棋院の棋譜管理ソフト用棋譜ダウンロードコーナー でダウンロードできるフォーマットは、UGF という独自のフォーマットなので、棋譜管理ソフト(UGFマネージャ) で SGF に変換しないと SGF にしか対応していないソフトでは使えない。 ベクターで SGF を扱えるソフトを探してみると次のようなものがあった。 Python で SGF を扱えるようなライブラリがないかと探してみると、GO Toolsがあった。Smart Game Format Parser Library: sgflib.py が SGF をパースするライブラリ。SGF Summarizer: sgfsummary.py は sgflib を使って、SGF から要約を作るプログラム。こんな要約を作ってくれるようだ。 オープンソースの囲碁ソフトとしては、GNU Go や OpenGo などGNU: Free Go Programs のあたりを見ると色々見つかる。 PANDA-glGo などは GNU Go を囲碁ゲームのエンジンとして使って GUI 化している。UGF から SGF への変換ツールや、Internet Go Server: GIS PANDANET のクライアント機能などがある。プラグインは Python を使って作れるようだが詳細はよく分からない。glGoSGFTools は Python で書かれている。このあたりを見ると、Pyrex - a Language for Writing Python Extension Modules もどこかで使っているようだ。 ということで Python で SGF を扱いたいときには、GO Tools や glGoSGFTools のあたりを見るということで終わり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.21 10:06:16
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