韓国一周貧乏旅行記21
21日目 9月18日(月)台風(テプン)過ぐ半島よりもさらに北台風は去った。TVではさすがに台風の報道をトップでしている。(韓国のテレビは気象報道がわりとおざなりなのだ)13号台風といわずに「台風”サンサン”北上」というテロップ。 朝飯はバリエーションを持とうとして「歩き方」に出ていた天安コムタンでお粥を食べる。しかし、値段のわりにはイマイチ。反響のあった昨日の蜆スープ定食の店構えも載せておきます。9時過ぎに国際ターミナルに行くと、発券は10時過ぎだという。待つ。ともかくも券が買えてよかった。6時までフリー!昨日が嘘のような晴れだ!学生運動はどこへ釜山大学に行く。ここの博物館に行くためだ。展示物は少ないが、より学術的な展示内容だった。旧石器時代から三国時代までの遺物が展示されている。 ついでに学内を散策する。バスの停留所がいたるところにある広い国立大学である。特異なのは学内に大きな川が流れていて、市民にも公園として開放されているということだ。韓国の公共物における自然の多さには感心する。意外に思ったのは、学生手作りの看板はおろか、チラシもひとつも存在しない、ということだ。一応ぐるっと回ったのだが、ひとつもなかった。70年代、80年代の民主化闘争は学生の活躍が大きかったはずだ。いくら国立だからといっても、この「綺麗」「静かさ」は異様であるとともに残念だ。学内ではスピーカーから学生の好みそうな音楽が流れている。大学で音楽を流すとは!! 学生街を歩く大学近くの学生街を歩いて嬉しいのは、食べ物が安いこと。2000~4000W代の食べ物が軒を連ねている。昼のランチで飯盒定食が1000W安くなって3000Wになるという看板があった。おかず部分には豚キムチ炒めと目玉焼き、ご飯がのっており、飯盒の中にはラーメンが入っていた。店の構えからして、この店の売りは「郷愁」らしい。写真を撮らせてくれなかったので、店構えを写します。街を歩いてみて気がついたこと。書店が少ない。あと韓国全体でそうなのだが、電気屋が全くない。大きなスーパーでしか、家庭電器を売っているのを見たことがない。反対にいうと、日本はそれほどに電気屋と書店が多い国なのかもしれない。 東莱温泉歩いて温泉場まで行く。足湯が出来る無料の公園があるので、入ろうとすると怒られてしまった。どうやら先ずは足を洗う場所があるらしい。とうとう最後まで簡単な日常語も出来なかった。写真の溝みたいなところに温泉が流れていて、そこに足をなんと20人ほどつけていた。共同浴場に入る。二時間以上ゆっくりする。旅の疲れをこれで洗い流すことが出来ただろうか。スーパーで少しだけお土産を買う。気がついたら乗船時間にギリギリ。さあ、明日起きたなら日本だ!6,000(朝おかゆ)1,300(地下鉄)1,000(コインロッカー)3,950(電池)85,000(釜山→下関)6,000(港料)14,800(DVD)3,000(飯盒ランチ)4,000(温泉入場料)1,000(肩たたき)1,100(地下鉄)2,000(おみやげ)11,130(おみやげ)1,400(おみやげ)2,000(タクシー)1,300(つまみ)450円(アサヒビール)